« 2012.7.25水NHKお昼のニュースと6時の首都圏ニュース〔猛暑日の見込みの中 ラジオ体操参加者に熱中症予防を呼びかけ〕と、熱中症にラジオ体操が貢献していることを官僚さんとその付属する人たち(公共団体、学校などに)アピール | Main | 『子ども国会』ニュースでみました。発言を聞くと〔青春メッセージ/青年の主張〕みたい。選挙でえらばれたのでもないから、〔子供の主張〕でいいのでは。単に場所が国会だから、国会なの?選ばれた子供たちは、全国津々浦々の子供たちが子供たち自身で選んだ代表じゃないのに、子供たちの〔多数の意見の代表〕とは限らないでしょうに、〔国会〕といえるのでしょうか?そこがマーケティングマジック!小学生の発表を後ろで操っている人たちがいるみたい。それはまるで、国会議員が官僚の操り人形と同じ。そうか、それで『こども国会』なんだ! »

2012.7.26 NHKニュースウォッチで「児童虐待5万9000件うち大阪が8900件。児童虐待を減らす取組を紹介」と切り出しました。一方、夕方の民放ニュースでは「通報件数が増えた」といっていました。民放の方が状況を正確に伝えていると思います。

減らすことを考えるのなら、
いじめ件数と同じように
受け付けなければいいのですから。

大阪の通報件数が多いからと言って、大阪が一番多いとは限らないのです。

「にんしんSOS」
「妊産婦検診の補助」
といったところが、ニュースウォッチ9で紹介されています。

これらの広報宣伝活動のために、
「児童虐待」が「fear-mongering」として使われているようです。

そうして、官僚の人たちの予算取得、そして、天下り確保、ということに利用されている
そのためのNHKの世論形成広報活動。

正確な情報を伝えないで、
そして、全体を概説する前に、
ある一部の具体的な話(にんしんSOS)に持って行ってしまうことから、
ますますそう思ってしまいますよね。


同じ日の報道ステーションで、いじめ認知件数で、熊本県がだんとつの1位として紹介されました。
「熊本のいじめ早期解消のシステムがうまく機能している全国のモデルケース」という位置づけでの紹介での、その冒頭での話でした。

これを児童虐待(認知?)件数に当てはめるなら、大阪のだんとつの1位は、児童虐待対応の入り口として、全国的に称賛される数字なのかもしれません。本当のところはわかりませんけれども、NHKのニュースウォッチ9では、そうか、そうでないかに触れずに、「数字が高いということは、一番悪いことだ」というような感じで、「にんしんSOS」紹介に使ってしまっているところが、報道としてあり得ないと思うのです。

報道ステーションとNHKニュースウォッチ9、同じ日の、冒頭での統計の数字の紹介の仕方に、その報道精神の違いをみたような気がしました。


NHKニュース7でも児童虐待をやっていました。
こちらも、キャスターは、「児童虐待が増加しています。」
そして、「虐待問題に詳しい」山梨県立大学教授の 西澤哲さんが、インタビューで
「虐待に対する意識が高まってケースが掘り起こされただけでなく、
実際に虐待・ネグレクトの辞令が増加してきていること反映」
と語っていました。

民放の夕方のニュースとは異なる意見です。
学者さんたちもいろいろな意見の人がいるわけですから、都合にあった方を、あるいは、おかかえと言われる方を登場させることで、補強できます。

ちゃまには、NHKが、何日間もつづけて、官僚のキャンペーンをやっているとしか思えません。 


日テレ NEWS ZEROは、NHK的な視点で児童虐待を報道していました。
「児童虐待が増え続けている。1990年に開始して以来21年連続で増加している」
そして
「実際、児童虐待の事件は後を絶たない。」と前置きして、千葉県富里市の具体例を紹介しました。
でも『児童虐待の事件は後を絶たない』ことや、具体的事例は「増加している」ことの裏付けにはまったくなりません。

しかも『東京都児童福祉センター、相談処遇課長の奥田晃久さん』はインタビューで「住民の方々の虐待通報に対する認識があがってきている」というのですから、数字は『通報件数』であって、『虐待発生数』ではないのです。だから、「児童虐待が増え続けている。1990年に開始して以来21年連続で増加している」というのは誤りで、「児童虐待通報件数が増え続けている。1990年に開始して以来21年連続で増加している」、いえ、「児童虐待受付件数が増え続けている。1990年に開始して以来21年連続で増加している」というのが正しいはずです。

1990年頃には、いま、いじめで言われているように、『通報しても、それは虐待じゃないと断られた』のがたくさんあったかもしれないからです。自転車事故件数でも、警察が事故として取り扱った件数であって、いま増えているわけではないのです。官僚の人たち、公務員の人たちは、その仕事が役立っているということを言いたいのでしょう。取扱い件数が増えると、『そのこと自体が増加している』といってしまっているようです。これが、東大話法の公務員版とでもいえるでしょう。

いえ、実際それは、官僚や公務員だけではないでしょう。だれでも、自分がやっていることは役立っていると宣伝したいし、その活動のために予算をとりたいものです。

でも、報道がそれに寄り添ってしまっては、それは報道ではありません。宣伝活動です。

そして、官僚や公務員の活動について、日本の報道は、報道でなくなってしまっている場合がたくさんあるようなのですから、これで報道を語るのは罪です。


NEWS23クロスでもやっていたようです。
タイトルテロップが『児童虐待、過去最高』でした。内容は見ていません。
このタイトルも、わざわざ誤解を誘発させるように作られているとしか思えません。

この児童虐待報道、孤立死報道と似ていると思います。どちらも政府行政としては厚労省管轄の件ですね。

|

« 2012.7.25水NHKお昼のニュースと6時の首都圏ニュース〔猛暑日の見込みの中 ラジオ体操参加者に熱中症予防を呼びかけ〕と、熱中症にラジオ体操が貢献していることを官僚さんとその付属する人たち(公共団体、学校などに)アピール | Main | 『子ども国会』ニュースでみました。発言を聞くと〔青春メッセージ/青年の主張〕みたい。選挙でえらばれたのでもないから、〔子供の主張〕でいいのでは。単に場所が国会だから、国会なの?選ばれた子供たちは、全国津々浦々の子供たちが子供たち自身で選んだ代表じゃないのに、子供たちの〔多数の意見の代表〕とは限らないでしょうに、〔国会〕といえるのでしょうか?そこがマーケティングマジック!小学生の発表を後ろで操っている人たちがいるみたい。それはまるで、国会議員が官僚の操り人形と同じ。そうか、それで『こども国会』なんだ! »

fear-mongering:意見を通すために恐怖を利用する組織的つながり」カテゴリの記事

NHK」カテゴリの記事

お上が支配する日本社会」カテゴリの記事

マジック」カテゴリの記事

全体主義」カテゴリの記事

国家マーケティング」カテゴリの記事

報道の形で「流れ」を作る宣伝をするマスコミ」カテゴリの記事

東大話法」カテゴリの記事

首尾一貫しない都合で変わる理由づけ」カテゴリの記事