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2012.5.21 月 NHKニュースウォッチ9 一般の金環日蝕を報道し、次に、研究者の取り組みを紹介する際の「つなぎのことば」に、NHKの認識と姿勢がよくあらわれていました。「ただ楽しむだけではなくて、研究機会に・・」 でも、これはおかしな比較だと思いませんか?こういうおかしな比較で報道の「色づけ」がされているのが「偏向」ということなのだとおもいます。公共放送といいながら、どこを軸に置いているのかがうかがえる一言でした。

「研究者」とは、ある目的のためにその道を追及している人たちです。
一部はそうではないかもしれませんけれども、多くは、職業としての研究者でしょう。
そういう『職業としての研究者』が「ただ楽しむだけではなくて、研究機会に・・」することは、当然です。
だれでも仕事には真摯に取り組みます。もちろん、楽しみながらが最高です。
今回も、研究者の多くが、最高にわくわくしながら、楽しみながら、研究の機会としたことでしょう。
だから、そういうひとたにちは「ただ楽しむだけではなくて、研究機会に・・」はあたりまえのことです。

でも、いつものことですけれども、NHKのメッセージは、そういう専門家向けではなくて、一般人向けのはずです。

一般人に向かって、「ただ楽しむだけではなくて、研究機会に・・」 とは、どういう意味でしょうか?

人生で1度も会えない機会にあえたことを「楽しむ」 ことはとてもいいことのはずなのに。

一般人に「ただ楽しむだけではなくて、研究機会に・・」というつなぎのことばとして、研究者を紹介するのは

「あなたたちは、ただ楽しんでいただけだろうけれども、こういう時に一生懸命仕事をしているひとがいるんだよ」
ということなのでしょうか

そんなことは当たり前です。誰かが休んでいるときに仕事をしているひとがいることはあって当然です。

「ただ楽しむだけ」の「ただ・・・だけ」という言葉を使った、その原稿を書いた人の考え方の中に

なにか「あそび」や「楽しみ」を低級、低俗なものとしてとらえていることがあるように思えるのです

そして、この後に紹介する研究者が、「道を追求する」、「仕事熱心な」、「高級」で「高尚」な人たちとして、捉えているように感じられるのです。

言い換えれば、前者を見下して、後者を持ち上げるような、そういう言い回しをつかっているのです。

もし、それを意図していないことだとするなら、それは、原稿を書く専門家として恥ずかしいことだと思いますし、NHKのことですからそれはないとおもいます。

一般の人に対して、いつものNHKのスタイルで教訓的、訓示的、啓蒙的な姿勢で研究者の取り組みをつなげたかったのでしょう。、これは、いわゆる『上から目線』メッセージです。

『上から目線』でも、比較が適切であれば、それは「おかしい」ものではないのですけれど、
今回の例が適切でないのは、「比較するものじゃない」というところにあります。

「ただ・・・だけではなく、XXXXX」というフレーズは、「職業への取り組み姿勢」を比較したり、「楽しみ方の工夫度合」を比較するなど、同質の事柄を比較するなら適切でしょう。

NHKだけでも、「すごいことだからみなさんみましょう」というプロモーションをかけていながら、終わった後に「ただ楽しむだけ・・・」と評するような原稿を書く。

ただ楽しむことは、研究よりもランクが低いと思っている人が、つくった文章です。

一方で、こういう原稿も作れます。
「多くの人たちが、金の指輪にうっとり見とれているとき、研究という仕事についている人たちは、悲しいことに、冷徹に頭脳を働かせなければならなかった・・・。子供のころ夢見たあの無上の喜びに浸りたいのにもかかわらず・・・」
これはこれで、バイアスです。比較しているからです。


公共放送を謳うのであればそれぞれを比較せず、並列させるのが適切でしょう・・・

「多くの皆さんが一生に一度見ることができるかどうかという機会を楽しまれたことでしょう。
その一方で、研究の絶好の機会としてさまざまな取り組みをされている方々もいました。
ご覧ください。」

これが〔普通の人の発想〕です。

NHKの原稿を書く人たちは、たぶん、その上司などから、〔教訓的、訓示的、啓蒙的な姿勢をとりなさい〕と、いつもいつもいわれつづけているのかもしれません。自分が受けているから、そうなるのでしょう。

と、『NHKへの上から目線のメッセージとしてみました。
(このブログは、いつも、その姿勢で書いていますけど!)


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