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<九州電力メール問題 最終報告> NHK ニュース7 2011.9.30

佐賀県の玄海原子力発電所再開を巡るメール問題の第三者委員会が最終報告書をまとめました
(これは2011.9.30
⇒ 2011.10.14の九電として提出した最終報告書では、この第三者委員会が最終報告書の内容は『すべてネグった(無視)!』)

以下9月30日のNHKニュース7(夜7時のニュース)が、
1)緊急避難準備区域解除、
2)臨時国会を終え野田首相、
3)自民党新執行部決定、
につづいて4番目のニュースとして10数分後から約5分間を使って伝えた内容です。
5)は検察改革基本姿勢10か条規程
6)約45キロ離れた飯館村の土壌からプルトニウム検出
7)西山前審議官 原発事故対応のさなかの勤務時間中に女性の体に触るなど不適切な行為を繰り返した
職務に専念する義務に違反し国家公務員としての信用を失墜する行為で1か月の停職処分
8)古川電工アメリカでの価格カルテル罰金153億円を特別損失で計上



問題の背景には、九州電力と佐賀県の古川知事などとの不透明な関係があったとして
関係を断つよう求めています。



メール問題などについて、今日、最終報告をまとめた九州電力の第三者委員会

テロップ:九州電力第三者委員会 郷原伸郎 委員長

「佐賀県主催の公開討論会で極めて露骨な「仕込み」質問を行って
会場世論を作り上げたこと

これが原型になっている。」


その6年前の討論会

玄海原発へのプルサーマル導入を巡って開かれたものです
どんな仕込があったのか?

発言する男性
実は九州電力が作った台本通りのものでした。



「安全性の余裕は減少するが、それでも、そのー、必要な安全は確保できるということで、わたしなりによくわかったような・・・」

黄色い服の男性





「玄海一号機が運転開始して、30年近くたちますけども、
あのー、私の家の方で作ってる米とか野菜がですね、
そのー、ま、放射能の影響で売れなくなったとか、ということもございませんし、」


農家の人のように聞こえますが、
実は九州電力の社員でした。(!!!!)

九州電力が社員らを動員して、推進派の立場から、質問させていました。

報告書は「佐賀県サイドの意向で行われたと思われる」と指摘しています。


そして今年6月、玄海原発の運転再開を巡って開かれた説明会

九州電力が子会社などに対し、運転再開を容認するメールを送るよう、指示していました。

これについて報告書は、佐賀県の古川知事の「運転再開を容認する意見も必要だ」とする発言が、九州電力側に決定的な影響を与えたとしています。

一方、九州電力については、問題の責任は経営トップにあるとして、眞部利應社長(まなべとしおしゃちょう)の責任を指摘しています。

その上で、第三者委員会は、問題の背景を、次のように指摘しました。





〔VTR〕

テロップ:九州電力第三者委員会 郷原伸郎 委員長
テロップ:
極めて不透明な」ことが九州電力側から行われた
不透明性が今回の問題の本質だ

音声「極めて不透明な」ことが九州電力の側から行われた。
そういう不透明性というのが今回の問題の本質、だと」

アナウンサー
九州電力と古川知事や佐賀県との不透明な関係が背景だとして、関係を断つよう求めました。

テロップ:九州電力と古川知事・佐賀県との
「不透明な関係」断つよう求める

具体的には、原発の設置や運転再開などを前に
誤解を与えるような話し合いを行わないことや


九電の幹部名義による政治献金や政治資金パーティー券のあっせんなどをしないよう
提言しています。

きょうの報告書について、佐賀県の古川知事は
メール問題への自らの関与を改めて否定
しました。


テロップ:佐賀県 古川知事
テロップ:

きょうの報告書について、佐賀県の古川知事は、メール問題への自らの関与を、改めて否定しました。



「やらせメールというものを要請したということはございません。

最終報告の中でも、
中間報告の記載がそのままになったということは、残念に思っているところでございます。」


不透明とされた九州電力との今後の関係については、

「わたくしはわたくしとして、電力会社との、距離の取り方、付き合い方についても、きちんと整理をすることが、求められていると思っておりますので、

これから、検討を続けていきたいと、思っております。」


一方、九州電力、トップとしての責任を指摘された眞部利應(まなべとしお)社長は
きょうは姿を見せませんでした。



代わりに最終報告書を受け取った
九州電力
深堀慶憲(ふかほりよしのり)副社長


「まあ、これからがあ、あのー、私たちの、えーーー、まあ、ある意味、あの、
正念場と


まあ、いただきました、あの、ご提言、えーこれを参考に、あのー、えーー、再発防止、
そういったものに、あの、取り組んでーー、参ります。」

九州電力は、最終報告書を受けて、会社としての報告書をまとめ、
来月、国に提出することにしています。

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