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幸せとは何か? 幸福とは NHK クローズアップ現代 でやっていますね!(2011年6月2日)フランスとかブータンっていってます⇒ちゃまは、ボゴタのペニャロサ市長のお話から知ることになりました。⇒NHKでは「個人の幸福」ではなくて「行政サービスの、しかも個別のサービス別満足度」の話にすり替えられていました!このままだと間違った言葉の使い方が広がってしまいませんか 最初が大切! また誤った狭い定義はいやです!>NHKのみなさま!責任重いですよ!

http://cgi4.nhk.or.jp/gendai/kiroku/detail.cgi?content_id=3050
幸せのモノサシ

 ~指標づくりの模索~

いままで国の豊かさはGDPといわれてきました。その以前はGNPだったそうです。ちゃまも、どうしてこれが「豊かさ」なのかなあと、ずっと思ってきましたけど、やっとわかりました。「国の豊かさ」って「個々人の豊かさ」じゃなかったんです。あたりまえですね。「国の豊かさ」の指標なんですから、これは、国のどこか一か所に豊かさが眠っていても、国全体としてみれば裕福なんですね。日本の場合、会社の資産だったり、国の税金だったり、知りませんけれど、日本国民全体の人数の割合でないことは確かです。だって、個人では社長さんだったとしてもそれほど資産家ではありません。ふつうは。

これを、個々人の幸福に置き換えたとしても、もし、個々人も、国の資産の多さを幸せだと感じるように教育されているような国民だったら、ほぼ、幸福度は、依然として変わりないはずです。

でも、きっと、そんなことじゃないので、指標を変えようという試みになるのでしょう。そして、ブータンやコロンビアが、GDPじゃいつまでたっても先進国になれないのは、GDPという指標が既存先進国に有利なルールだったということに気付いたからでしょう。

自分の国の良さを表す指標を作り出して、それを世界標準規格とすること。自分たちのための新しいルールをつくりだすこと。これが転換点だったのでしょう。いつまでも後追いしていて、仲間になったような気がしていれば気付かないことです。
これがちゃまのはじまりでした。 リカルド・モンテズマ博士  ボゴタ  環境問題への取り組み コロンビア、ボゴタの変容 , 1995-2000: 市民性と都市交通への投資


それからこんなのを見ました。
コロンビア、ボゴタ:地獄のような生活から健やかな生活へ チャールズ・モントゴメリさんレポート

社会を幸福にするものとはなにか?過去10年間、この質問に対する答えを追い求める研究が盛んに行われるようになった。ボゴタのような場所に住む人々にはグッドニュースがある。「裕福さの実感(Feelings of well-being)」に影響するものとして、「収入(income)」と同程度に「ステータス(status)と社会とのつながり(social connectedness)」があげられている。裕福な人々は貧しい人々よりも幸せだが、収入に大きな格差のある社会は概して幸せがすくない。友人関係や家族関係や近所づきあいの多い人は、そうでない人に比べ幸せである。


バンクーバー 2006年
世界都市フォーラムで驚きを与えた市長
ボゴタのエンリケ・ペニャロサの幸せな「自動車との戦争」


その他、国連関係でたくさんのひとがペニャロサさんの話をきいているようです。日本にもきて国連大学で話をしたとか。 メインメニュー左上から・・・・


「それでは、日本人にとっての幸せとは何か?」ってNHKがいっています

「日本人にとって」?

その問いかけってなんでしょう?
びっくり!

周りの人のサポートが日本人にとって重要ですって!
人との触れ合いが大切ですって!

上のチャールズ・モントゴメリさんレポートで

「裕福さの実感(Feelings of well-being)」に影響するものとして、「収入(income)」と同程度に「ステータス(status)と社会とのつながり(social connectedness)」があげられている。

とかいてあります。

日本人に限ったことではないんです。

それを、「日本人」と限定していってしまう番組!
それを見た人が、「日本人の幸せ」と思わせられてしまう番組!

ただ、「日本人」のところを「現代の人間」と変えてつくればいいだけなのに・・・
どうして「日本人」としてしまうのでしょう?

どんなやり方で人と触れ合うのか、その具体的なもの、なにで、どんなふうに、どんな程度で、どんなやりかたで、といったものが、地域や、人などで、異なるだけ、で、人と触れ合うのは、人間ならみんなほしいもののはずです。少し考えれば、これが日本人のという答えでいいのかなと考えるはずだとおもいますけれど。

そんな風に考えるから、戦争って始まってしまうものだと思いませんか?
結局、多面的な見方ができなくされてしまい、一方向に流されて、はじまってしまった戦争って、ありましたよね?

せっかく、幸せの話をしているのに、何か、「日本人」というグループで固まってしまうような情報を流しているような気がします。これを小さくしていくと、仲間内だけでまとまって他を排除してしまう「日本人的感性」(?それとも島国根性?)を育てているのも、こういうところからくることなのかなあ、このNHKの番組も、それから、「日本人はこうこうである」的な論の思考方法そのものも、それを助長することをやっているなのかなあ、と思ってしまいます。


だって、宮古島に昔から暮らしている方々は、台湾に昔から暮らしている方々(大陸から来た人でなくて)とのほうが、大阪で昔から暮らしている商人の方々の幸せよりも近いのではないかと思ってしまいます。「日本人」っていっても一様ではないと思うんです。⇒その後、6月/7月のみんなのうたで、「日本のおとうさん」というのをNHKが放送しています。その内容が、この番組の考え方を歌にしたようなもので、まるで、日本キャンペーンをNHKがやっているように思えます。

そういえばボゴタのドキュメンタリをみたのもNHKでした。
NHK BS1 ボゴタ特集 3月23日火曜日21:10
ボゴタ元市長が言っていること、世界でいわれていること、と違う!『JICAのボゴタへの貢献』という主張は、どう描かれているのか興味があります

クレジットはNHKが先頭に会ったので、NHKが制作にかかわったと思っていましたが、調べてみると、デンマークが作ったもので、どうやらNHKは資金を提供しただけのようでした。
制作者のクレジットも一つもなかったのでわかりませんでした。
NHKなら細かいクレジットをだすはずなのに・・・

そしてその番組で、ペニャロサさんやモクスさんを知った方も多かったようです。
あれを見てちゃまもモクスさんの話がやっと理解できました。
いい番組だと思いました。
だから、クレジットをきちんとださない、製作者をきちんと示さないNHKに、
自分の作ったのはきちんと出すのに、他からお金で買ってきたのはださないなんて
ひどいともおもったものでした。


それで、また、今回のクローズアップ現代。
タイトルの視点はいいのに、内容が、視点が、違うのが
ショックとまでいうとおおげさですけれど、ちょっと、残念というか、
タイトルに惹かれて、期待があっただけに、ビデオまでしているのですが・・・

NHKの放送なのに、
かなり信頼があるのに
なにか、ちょっと話を曲げてしまっているということが、ありますね。

でも、知らないと、本当に、信じてしまうんです。
そういうことって多いですけれど

繰り返しますけれど、


この番組、いいと思っているのですけれど
今日の放送は、島国的発想をつくりだしている番組の一つだと思いました。

どうして、「日本」だけに限定した話にしてしまうのでしょう?
どうして、「日本人」が唯一の人格になってしまうのでしょう?

だれの主観でそういうストーリーにしてしまうのでしょう?




「幸せのモノサシどう数値化する?」

荒川区民幸福度だそうです
GAHガーだそうです

それは荒川区民の幸福度ではないはずです。

荒川区行政が区民幸福度をどの程度達成しているか、
「行政能力」の計測基準です。
「荒川区」行政の能力基準と考えないといけないと思います。
「荒川区民ひとりひとり」の視点ではなくて、
「荒川区行政」の評価です。
評価されているのは「行政」側です。
まったく別物です。真逆です。
番組主旨と全く違うと思います。

「幸せのモノサシどう数値化する?」
というタイトルがおかしいです。

住民の幸せの数値化だととると間違います
行政サービスの数値化でなければおかしいです。
住民の幸せは行政サービスだけではきまらないからです。

さて、どうなるでしょう・・・

「個々人の感じる幸福を図る話」が「個別のサービスの満足度の話」にすり替わっています。
「個人の幸福」ではなくて「行政サービスの満足度」の話にしてしまっているからです。

あ、おわってしまいました・・・・

国谷さん!
「個人の幸福」ではなくて「行政サービスの満足度」の話でしたよ?
「行政サービスの満足度」は「個人の幸福」の中の一部分だけですよ!
視点が「ひとりひとりの幸福」ではありませんでしたよ!

みんなに間違ったことを教えてますよ!

もういちどかきます。

視点が市民ひとりひとりの側になければいけないのに
行政サービス提供側に視点があったのが
今日のNHKでした。
これは「行政サービス満足度調査と行政サービス満足度指標」です
「個人の幸せの指標」ではないとおもいます。

昨日の朝の放送でもありましたけれど、NHKに限らず最近多い、「ボランティア」とおなじになっちゃいます。
「ボランティア」は「無償の奉仕活動」なのに
「被災地支援活動」を「ボランティア」っていってしまっているんです。
企業のCSR活動が「ボランティア」なんて、すりかえですよね!
企業のCSR活動は企業のCSR活動。
以前の言葉でいえば企業の社会貢献。
企業のCSR活動は結局、大枠で企業評価という企業の利益に跳ね返るものです。
NHKがこんなことをしていると「企業のCSR活動」をそのうち、日本では「みんなボランティアっていってるぞ」といわれる時代になってしまいます。⇒6月2日朝のNHKニュース「会社員・OLに人気 弾丸ボランティアツアー」とのタイトルでNHK朝のニュース。実際の内容は素晴らしいと思いますけれど、このタイトル、なにかおかしいです

今日の「幸せの指標」の話も、単に「行政サービス指標」というとってもちいさな話につかわれることになっちゃいます。

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