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業界の基本:Norco カナダ - 昔のノーコは日本製だった / 今は台湾?中国?

Norcoとは?

日本の自転車?


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「この超高品質の日本製ロード車はノーコ製。モデルは「モンタレー」。バーガンディに金があしらわれている。22インチフレームでスタンドオーバーハイトが33インチ。」

「これは別のブランドから市場シェアを奪うためにノーコが卸をしていたと聞いている。私が見たやつのほとんどは日本製だったが、川村製だと思う。後期のものは(1990年代頃)日本以外で作られていたと思う。台湾かな?」



Nishiki by Norco made in Japan

Sekai by Norco made in Japan

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「ひとつ他の可能性として、忘れていたけど、NorcoノーコはNishikiニシキとSekaiセカイの卸だった。ハウスブランドのフレームはKawamura川村、Mikiミキ、Yamaguchiヤマグチが作ったもの。フレームはノーコ・マグナムST(Norco Magnum ST)。ノーコはフレームをデカールなしで購入して、自分のところでやっていたと思う。そうすればカナダ製の数を増やせるし、輸入税も安くなる。それとも保証交換用のフレームかもしれない。通常2-3倍輸入税がかかるところ、デカールなしを輸入すれば(チューブセットのデカールはあって問題ないが)。顧客の求めに応じて卸としては適切なブランドやモデルの名前を貼ればいい。」


bikeforumsには他に三木フレームの話も



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Nishiki カナダ最初の卸はShieldsシールズ

これを引き継いだのがNorcoだった

川村は日本のメーカーでAzukiアズキ印、Nishikiニシキ印。時代とモデルでフレームも作っていたときもあった。ほとんどの日本のメーカーが自分のところでつくったフレームをつかって自転車を組み立てていたが、コスト競争で台湾にいってしまった。川村が台湾工場を造ったか、台湾のフレームビルダーに下請けに出したか、などは知らない。しかし、私は台湾にいた、それで台湾製ニシキフレームはそのほとんどがジャイアント製だと知っている。

70年代のニシキの多くがカナダ市場に向けて作られていた。カナダで組立されていた。輸入者はShieldsシールズ。組立を自分のところでして、カナダ製を増やしていた。これで税の義務を回避できた。これらの自転車はShields Nishikiとラベルが貼られていた。カナダ政府は頭を使い、税制を変え、これがShields破産の一因となった。ノーコがこのタイミングでNishiki流通を肩代わりすることになった。これがShields破産のためなのか、単に同じ時期に交代が重なったのかは私は知らない。


あなたのプレスティッジPrestige は従来の川村シリアルナンバーだから、多分フレームは川村の日本製、シリアルナンバーは米国モデルもあらわしているから、それはWeat Coast Cycleウェストコーストサイクルが取り扱ったものだ。

http://www.bikeforums.net/showthread.php?t=205058
に、T-MarさんによるNishikiシリアル番号表があります

http://www.bikeforums.net/showthread.php?t=169165
80年代半ば、ノーコのトップモデルはVictory、ミッドレンジがNishiki


CHIMO by Norco made in Japan

70年代のノーコのブランドのひとつとしてCHIMOチモーというのがあるようです。
エスキモー/イヌイットの言葉らしいので、命名はノーコだと思います。
ただし、この自転車もNishiki同様日本製だったようです。
「1974 Chimo, med. priced Japanese touring bike」(1974年のチモー、中程度の価格の日本製ツーリングバイク)とか。


そして、このChimo印は1992年時点ではすでに中国に買われていて、チャイナバイシクルズ 中国シンセン自転車株式会社 中華自転車(中華自行車)の自転車“奇猛(CHIMO)”としてつくられていたようです。 


現在は、この名前は見当たらないようです。しかも会社自体が危ない状況のようです。


http://www.norco.com/about_us/proprietary_brands/ 現在のノーコが自社ブランドとして掲げているもの

Axiom Performance Gear (Axiom Gear.com)
Mace Clothing & Armour (Mace Gear.com)
Adams Trail a Bike (Adams Trail a Bike.com)
Stealth Bicycle Carriers (Stealth Rack.com)
BLT Light Systems (BLT Lights.com)
Bike-Guard Locks (Bike Guard Locks.com)


Norco_v2identity

以下、ノーコが自社ウェブサイトに乗せている歴史です。後半のカナダでの受賞とか自転車の製品技術部分は省いています。どこにも日本生産や中国生産の話はでてきません。

カナダ人が自転車に乗り始めたときからほとんど同じ時間をノーコはともに歩んできました。1964年には、バート・ルイスがノーザン・サイクル・インダストリー社(Northern Cycle Industries Ltd.)を設立して、西カナダを拠点とした自転車会社をつくるという夢を実現しました。そして品質ある製品とすばらしい顧客サービスをお約束しました。そのときのノーコは数人の男たちがガレージで始めたものですが、いまでは社員150人となりカナダ全土で3箇所のオフィスで活動するようになりました。カナダではバンクーバーとトロントの2つの主要倉庫をもち、国内製造施設と、25ヶ国の国際ネットワークを持つまでになりました。

バートは、創業当時から、ノーコの高度な顧客サービス基準を提供できるのは独立系自転車販売店を通じてのみであるというビジョンで、皆様の自転車コミュニティをサポートしてきました。これはノーコの自転車はその一台一台が訓練されたまた十分な知識をもった販売スタッフがお客様の満足のために職人魂で組立したものだということです。単にご購入いただいたその日だけではなく、お客様がその自転車をお使いいただいている間、いつでもご満足いただけるように。


1964年時点からでも自転車業界はめまぐるしく変わってきました。この変化のそれぞれの段階で、ノーコは一貫性を持って自転車界を牽引するような製品をご提供してきました。販売店にとっては十分なマージンを持てるもので、競争を勝ち抜き一歩先んじられるような製品です。


バートはいまでも自転車に乗っていて、体型も健康も維持しています。バートはスタッフにも同じように薦めています。


1964年:カナダでの自転車組立を開始。西カナダ市場へ提供。
1968年:ジタン(Gitane)ロード自転車を輸入。カナダ初のロード自転車市場参入。
1969年:ノーコ印のアクセサリーブランドフルラインを投入。これにより自転車アクセサリーの販売店での店頭展示販売が容易になった。
1970年:トロントで配送センターを開始。東カナダでのサービス強化。
1973年:フルサスペンションBMX車を開発投入。カナダ初
1975年:ペニエ/自転車バッグシリーズの設計開発。現在アクシオムAxiomペニエは世界中で高い評価をいただいています。
1977年:市場要求に対応しバイクガードBike Guard自転車鍵を投入。Uロック開発でカナダ初。現在バイクガードはカナダ自転車鍵市場での販売第一位。
完成自転車輸入税の増税に対し(国内での)自転車/車輪の組立工場Veetインダストリーズ(Very Efficient Economical Transportation)を開始。
1980年:ノーコBMXシリーズの宣伝にノーコファクトリーBMXチームを結成。カナダナショナルチームタイトルを3度、個人でも国内国外含め多数を取得。
1984年:カナダ市場へのマウンテンバイク投入。(One of the first Canadian bike companies)
1988年:自転車パーツ&アクセサリーのプレミアムグレードとしてアクシオムパフォーマンスギア投入(Axiom Performance Gear)。
1989年:アクティバパフォーマンスウェアActiva Performance Wear投入。自転車用の防水ジャケットとしてカナダ初の会社となる。
1991年:現在業界標準となったサスペンション・すぺしフィック・ジオメトリー('suspension specific geometry')を最初におこなった会社。フロントサスペンションフォーム取り付けにおいてフレームジオメトリーを変更すること。
1994年:インタラプテッドシートチューブ、完全アクティブ型、フルサスペンション車をカナダ市場向けに開発発売した最初の会社。FTSは現在のVPSにつながっている。

1995年:本社をブリティッシュコロンビア、ポートコキトラムへ移転。ノーコ自転車輸出開始。現在13ヶ国となった。

1997年:アダムズトレールアバイクAdams Trail-A-Bikeを買収。トレールアバイクというカテゴリーを開拓し、現在でももっとも信頼あり、評価の高くよく知られた世界的なブランド。(よく「Adamsというメーカー」と紹介されることがありますが、Norcoの買収によってAdamsは子供自転車アクセサリーブランドとなりメーカーはNorcoです。)

2001年:世界への輸出が9ヶ国に。

2002年:メイスクロージングアンドギア(Mace Clothing and Gear)投入。市街地利用とダート利用の境界を破ったアクセサリー。

2004年:創業40周年

カナダで作られた自転車を探している方へ

自国での製造品でなくとも同じ業界人から尊敬されているところがあります。

サーベロはトロントでデザインをして、ヨーロッパでフィールドテストして、中国で製造して、カナダにもどって組立している。カナダで製造するのは悲しい品質となる(大笑い)から、このやり方は間違っていない。カナダの会社でカナダで全部やっているのは、Guruだけ。ここのはすばらしいフレームだが、途方もない価格帯だし、技術面でもぜんぜん最先端じゃない。(Cervelo R3(サーベロR3)はScott Addict(スコットアディクト)と同じ工場製? 2006年11月10日 - 21日
テストとエンジニアリングが難しいということはこういうこと。何が壊れるのかは絶対にわからない。自転車をよく知らない、自転車の経験のない人間を雇うことを自転車メーカーがなぜやらないか・・・これがその理由。アインシュタインでも自転車の力学の計算はできない。ボクは大学を金時計で出てきたばかりのエンジニアよりも15年間様々な素材で実際に自転車を作ってきたエンジニアを雇う方をとる。もちろん大学出のエンジニアであってかつ熟練した自転車デザイナーがいればそれに越したことはないけれど、サーベロのスタッフや(ボク個人が乗っている自転車メーカーの)バス・マンダリック(Ves Mandaric)みたいなのは数少ない。いざとなったときには、ボクは、キース・ボントレガーに頼む。ボクの知る中で最高。キースは大学出のエンジニアじゃない。卒業証書を壁にかけているような人よりも彼。(自転車ビジネス ダン・エンプフィールドさん スロートゥイッチ2002年9月10月



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