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地域:欧州における自転車の3人乗りについて 自転車広場  ~ 自転車3人乗りよりも自転車リヤカーが人気

(財)日本自転車普及協会(自転車文化センター) 自転車広場(自転車文化センター)ホームページ


このサイトは自ら掘り出した情報が非常に価値がありますね。特に自転車の歴史についてはすばらしいですね。けれど、古い歴史に関しては詳しいのですが、戦後の具体的な日本の自転車産業について、特に日本が世界に踏み出した時の詳細な情報がないようです。日本の自転車製造業が世界に羽ばたいた時代の記録は、ここでは範囲外なのでしょうか。たぶんそうなのでしょう。

またサイトは前ラレーUKCEOが就任しているイギリスの自転車振興団体サイクリングイングランド(最下部にリンク先)などと比べて非常に手作り風でお金がかかっていないように見えます。

さて、そんななかに
http://www.cycle-info.bpaj.or.jp/report/jpg/h20_4/h20_4top.html
欧州における自転車の3人乗りについて
があります。

ここで、欧州の自転車の3人乗りについて調査されています。

ここでは自転車単体の3人乗りについて話がすすんでいるのですが、重要な一文を見落とすわけにはいきません。

それは、「ただ、オランダやドイツでも3人乗り自転車の需要はあまり多いわけではない。その理由としては、幼児を自転車自体でなく、後方に取り付けたトレーラーに乗せることを希望する家族が増えているからだといわれている(ブリーゼ教授談)。」の一文です。

欧州では自転車で子供を運ぶ道具として自転車リヤカーが自転車単体での多人数乗車よりもポピュラーだと、この話でポイントポイントを指摘している教授がいっているのです。

不思議なのは、それなのに、日本自転車普及協会のこの文章がそのことに触れているのは、上の引用文だけでそれいじょうには、まったく踏み込んでいません。

解決すべき課題は、子供を自転車で輸送することであって、自転車3人乗りではないはずです。

最後のまとめの一文が、「ヨーロッパで3人乗り自転車を使用しているのはオランダ、デンマーク、ドイツを始めとする、いわゆる自転車大国に限られている上に、それ程その数も多くないので、これといって問題にはなっていないといえよう。」となっていますが、それは自転車リヤカー利用があるためだからであって、自転車リヤカー利用についての調査が必要なはずですが、そこまで踏み込んでいないのは、意図をもって触れていないという感じです。

もう一度書きます。

「ただ、オランダやドイツでも3人乗り自転車の需要はあまり多いわけではない。その理由としては、幼児を自転車自体でなく、後方に取り付けたトレーラーに乗せることを希望する家族が増えているからだといわれている(ブリーゼ教授談)。」

です。


ところで、この財団法人である日本自転車普及協会では、このサイトの情報は、トップにしかリンクしてはいけないとかいています。ウェブで情報を公開しておきながら、しかも、公共の団体でありながら、これは非常におかしいとおもいます。


http://www.cycle-info.bpaj.or.jp/japanese/deta/t_deta.html
では、
神奈川県警察
http://www.police.pref.kanagawa.jp/mes/mesf0099.htm (神奈川県内の自転車事故の実態 )
神奈川県内の自転車事故の実態がご覧になれます。

このようなリンクができないということなのですけれども。おかしいとおもいませんか?

ということでこのページでは、リンクをせずに、URLを記載することだけにしています。リンクはしていませんが、コピーして使えば使えますね。
「トップページだけにリンクをしなさい。個別の情報にはリンクをするな」ということが、どれほどおかしな行為なのかがわかります。しかも、私がこのページを見つけたのはGoogleが検索エンジンでリンクしていてくれたからなのですから、なんてことでしょう。

財団法人で自転車の普及をしようという団体が掲載した情報をポイントできないなどというそんな閉鎖的なことでいいのでしょうか?

この由緒正しい団体はこんなことがあるのですか。

2002年の国会では、最近も話題となっている『渡り』で会長さんの名前があげられています。歴代自転車振興会の会長は特許庁長官→財団法人日本自転車普及協会の会長(http://www.seg.co.jp/hanshaken/shiryou/kokkai-rongi-nishiyama-2002-0328.htm) 

イギリスでは同じような特殊法人でも業界の長だった人がトップに行くようなのですが・・・下の人たちは同じようなものだとしても・・・ 世間的にはあまり注目されていないからということなのでしょうか。普及協会であればその活動がいい意味で常に世間の注目を得るような努力が必要だと思いますけれど。会長さんも積極的に広報活動をする役割だと思いますが。

前ラレーUK会長兼CEOのフィリップ・ダーントンさんが就任(していた?)イギリスの自転車普及団体のサイクリングイングランド
http://www.cyclingengland.co.uk/
リンクします
これは英国DFT(交通省)が設立した独立法人です。DFTのサイクリングイングランド紹介文

(財)日本自転車普及協会のやり方では大きなサイトになればなるほど、なんのためにサイトがあるのかわからなくなります。このような英国DFTの内容のようなリンクを認めない場合、DFTトップにリンクしてどのようにして上記の「DFTのサイクリングイングランド紹介文」を探させろというのでしょうか???日本の経済産業省のトップページにリンクしてそのある情報を探させるなんてこと考えられませんね。時間がどれほどかかるのかわかりません。本だけ紹介するようなもので、その引用が何ページにあるのかを記すことよりも時間がかかります。

日本の自転車普及は大丈夫でしょうか。自転車普及は大丈夫ですね。十分普及しています。けれどその普及の質ですね。自転車公道走行の質など。ウェブでの情報提供のあり方も量ではなく質の問題ですね。

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