« ガイド 米国バイシクリング誌 2002年7月号  | Main | オランダ「自転車乗り連盟」による それ以外の子供カート »

オランダ「自転車乗り連盟」による 子供のせ自転車リヤカーベストスリー

選ぶときのポイント とくに安全性 > オランダ「自転車乗り連盟」による 子供のせ自転車リヤカーベストスリー

子供カート ベストスリー
De drie beste kinderkarren
(ダ ドゥリー ベスタ キンダーカレン)
Uit: De Vogelvrije Fietser, mei 2003 vol.28 no.3 P20-25 「鳥のように自由な自転車乗り」ボヘルフライエ フィツァ 2003年5月 Vogelvrije = Free as a birdとすればいい響きですが、banditやoutlawというのもあるようで、そうすると「無法者自転車乗り」です。
画像はちゃまが適当につけました。上2つはモデルと2003年という年代に合わせたつもりです。チャリオットは年代はちかいかもしれませんがモデルがあっているかどうかわかりません。

Dolphin XL  ドルフィンXL 789ユーロ:日常利用に最適 (ちゃまビンタ情報)

検証した運転手がドルフィンを最高位置に評価 シンプルであることでドルフィンはいい評価 期待を裏切ることはほとんどなく日常利用として推奨できる。

これはシンプルなカートは子供カートの通常利用で重要とされる項目で点数がよかった。 ドルフィンの座席はとてもよい。 子供の乗り込みは簡単、座席は硬い背もたれが具合がいい。空間も広く視界もよい。 バーリーデライトと同様でドルフィンは価値が高い。 荷物室は広く使える。 背もたれが硬い素材なので後方の荷物で子供が押しつぶされることはない。 ベビーカーとしてもいいが、前輪が回転しないのは欠点。 ドルフィンには他にも欠点がいくつかある。 ばね(サスペンション)がついているが、子供がプラスチックのバケットシートに直接すわる構造のため振動は多め。 ドルフィンは幌/天蓋(huif=canopy)の側面まで含めて開放できる唯一のもの。(ちゃま:開放している写真をみるとこの方が乗りやすい場合があることがわかります。) しかし理屈から考えれば、これはスポークに指をはさみやすいということになる。(ちゃま:ドルフィンは車輪はプラスチックの下ですが、それでも側面の壁がなければ腕を横に伸ばして下に下げれば回っている車輪に触れてしまうということをいっているのでしょう。) 最後に収納。カートは折りたたんでもかなり長く、大きなハンドルバーもじゃま。 ベビーカーへの変換は前輪を連結棒とつけ変えとなる。これは面倒。 ベビーカー(ストローラー)機能を重視する人はバーリーデライトかチャリオットクーガーを選ぶほうがよい

Burley d'Lite バーリーデライト 599ユーロ: 軽量で折りたたみ (ちゃまバーリー情報)

Burleydelight19962003バーリーデライトはいままで検証したカートとしては最軽量。 荷物室がたくさんほしいというのでなければこれがベストバイ。サイクリング用途で軽いものという場合も。 バーリーデライトが軽量なのは金属フレームとナイロン布によるもの。 これは壊れやすそうに見える。しかし子供の乗り込みやすさもいい。 軽量なので走行状態もスムーズ 特に信号で止まることの多い地域や坂の多い地域での使用にはこれがお勧め。 軽量バーリーデライトは収納も簡単。 車輪を取り外して折りたたみする。これも簡単。 残っているのは軽量なフレームとキャノピーでこれは壁にかけられるほど軽い。 バーリーデライトの車輪にはサスペンションなし。 しかしカートの振動はそれほど悪くはない。 これは、フレームに吊り下げ式となっている座席で、シートの背もたれもメッシュ生地(gaasdoek=ガーゼ布)だから。 ただし、メッシュ生地は欠点。支持力(サポート力)があまりないため荷物が簡単に子供を押してしまう。 バーリーは2つの連結器を提供している。 標準品はスタンドとフォークの後ろにつける(ちゃま:チェーンステイにつける) これはかなり力をつかう。 簡単なのはバーリーの別売品の方の連結器。 またバーリーはベビーカー変換が簡単。 ベビーカー状態で歩くときでも軽量なので動きもスムーズ。 欠点はキャスター部分が連結棒の先端にあって少々長いこと。

Chariot Couger2 チャリオットクーガー2 614ユーロ: これもいいベビーカート。 (ちゃまチャリオットキャリアズ情報)

チャリオットクーガー2はベビーカー(ストローラー)として使う場合の得点が最高となった。 低振動なので、小さな子供の自転車カートとして適している チャリオットクーガーは子供カートのなかで普通のベビーカーに一番近い。 ベビーカーとして歩きで使うにはキャスター2つが両脇にあるので理想的。 チャリオットの子供カートはすべて大型の車輪が装備でき、舗装されていないトレイルを歩きまわれるよう設計されている。 ベビーカーから自転車カートへの変換は簡単だが時間がかかる。バギー(ベビーカー)用車輪のねじをはずさないといけないため。 チャリオットクーガーの振動は一番すくなく、小さな子供をもつ親には最適 チャリオットクーガーは車輪に板ばねがあるため振動は少ない。しかしこれがカチャカチャと音をたてる。 シートは小さな子の親からはとても快適とお墨付きをもらった。 クーガーはとても細身なので双子で使うとすると2歳半で狭くなる。 クーガーはどの子供カートよりすばやく展開でき使用できる。 車輪のとりはずしは簡単で、ついでフレームの折りたたみもスムーズな動き。 最後に連結棒をしまって、壁にかけるか、車に載せる。 計測時間は比較的長くなっているがこれはバギー(ベビーカー)車輪をはずす時間がはいっているため。 チャリオットの連結棒(trekstang)は比較的弱く、ばねを使って柔軟性を保つ方式。(現在のチャリオットの連結器ではなくて、2001年以前の型のクリップ型での話のようです) そのため、徐行用隆起(Verkeersdrempel=road bumpバンプ/road humpハンプ/road rampランプ etc)を超える時やロードバイクで速く走るときなどに衝撃を感じる。
ベストスリーの評価

Dolphin
XL

Burley d'Lite

Chariot Couger2

価格:Prijs(ユーロ)

789

599

614

ベビーカー追加費用(ユーロ):

0

128,75

79

ユーザーテスト:

テスト参加者の平均点:

8,6

8,1

7,7

走行:

++

++

+

すわり心地:

++

+/-

+

ベビーカーとしての使用感:
Gebruik als wandelwagen

+

+

++

子供の載せ降ろしのし易さ:
In- en uitstappen kind
(インアンアウトストラッペンキンツ)

++

+

+

安全性:Veiligheid (フェイリハイツ)

+/-

+

+

荷物載せ:Bagageruimte (バハージュらンタ)

++

+

+/-

連結器:Koppeling (コップリン) 1

+/- (++)

+/- (+)

+/- (++)

仕様:Technische gegevens
(テクニッシュ ヘヘーフェンス)

エネルギー効率:Trapenergie (トラッパエナジー) 2

100%

100%

103%

振動:Trilling (トゥリリン)3

189%

146%

100%

カート重量:Gewicht kar (kg) (ヘビヒト カー (キロハム))

14,1

10,8

13,7

座席空間:Zitruimte (ジートラムタ)
(幅breedte/高hoogte/足元beenr. cm) 4
(ブレータ/ホーフタ/ビーンラムタ)

65/76/54

63/65/58

56/63/55

制限:Kritische maat (クリティッシュマーツ) 4
子供が大きくなるに従って
一番最初にきつくなる部分

足元
:beenruimte
(ビーンラムタ)

座高
:zithoogte
(ジットホーフタ)

座幅
:breedte
(ブレータ)

2人とも最高年齢:
Leeftijd 2 oudste kinderen  4
(リーフタイツ トゥビー アウトスタ キンダレン)

4,4

4,2

2,5

ベビーカー変換所要時間:
Ombouwen fiets–wandelkar(sec)5
(オムバウエン フィーツ バンデルカー)

59

26

64

幅:Breedte in cm

80

82

83

折りたたみ展開時間:
Tijd in- en uitvouwen (sec) 6
(テイト イン エン アウトファウエン)

149

92

55

収納サイズ:
Afmeting opgevouwen (lxbxh in cm)
(アプメーティン オプヘバウエン)

110x79x42

90x82x35

105x80x27

最大積載重量:
Max. gewicht lading (kg)

60

60

45

耐久性:Duurzaamheid 7
(ドゥーアザームヘイツ)

++

+

+

「自転車乗り連盟」の最終評価:
Eindoordeel Fietsersbond

(エインツオールダール フィーツァースボンツ)


zeer goed

(ズィーアフーツ)


zeer goed


zeer goed


Toelichting tabel (トゥーリフティング タベール)

++

= 優 Zeer goed

+

= 良 Goed

+/-

= 可 Redelijk

-

= 不可 Slecht


1. 表は評価者が標準の連結器を使用した結果。 カッコ内は標準でない連結器を考慮した場合。 ドルフィン、チャリオットではWeberベーバー製連結器を使用。 バーリーはバーリーがオプション販売している連結器を使用。
2. 計測は子供カートを牽引して時速20kmで走ったときの転がり抵抗と空力抵抗によるエネルギー効率。 計測は室内で15キロとダミー人形2体と10キロの荷物を載せて行った。 最低値の数値を100%としたときの値。
3. 子供カートの振動は室内で15キロとダミー人形2体と10キロの荷物を載せて行った。 一定の速度時速18キロで走行 振動計はダミーに装着 表は最低振動を計測したカートを100%としたときの値
4. 室内空間の計測ではおしりの位置から天井までを座高、肩位置の室内幅を幅、背中の位置からカートの前端までの距離を足空間とした。 1987年の「赤ちゃんと幼児のサイズ」でおこなった調査で4歳半までの子供の体のさまざまな部位のサイズをまとめた。 この成長曲線によって子供カートでの子供の年齢を算出した。 チャリオットクーガーを例にあげると、この子供カートでは子供2人が乗ると最初に肩幅がきつすぎるということになる。バーリーデライトでは子供が大きくなると最初に頭が天井に触るようになる。その年齢の97パーセントの子供がクリティカル数値に触れずに乗れることを示している。
5. 自転車から連結器をはずしてベビーカーに組み立てなおしそしてもどすまでの時間で総時間はこれを2で割ったもの。 15kgのダミー2体と10キロの荷物を載せて計測。
6. 乗り込み乗り降り時間は合計を2で割ったもの。
7. 耐久性は実際のものではなく、その構造から判断したもの。

« ガイド 米国バイシクリング誌 2002年7月号  | Main | オランダ「自転車乗り連盟」による それ以外の子供カート »