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バーリーの状況 2003年12月

2003年12月時点のバーリー協同組合

Jolene Daib ジョリーン・ダイブさん
The Register-Guard "Bike trailers pull tykes".
Eugene, Ore.-Based Bicycle Trailer Maker Faces Growing Competition.
Knight Ridder/Tribune Business News
2003.12.29

Deseret News (Salt Lake City). 2004.1.13
http://www.deseretnews.com/article/585037255/Bike-trailers-pull-tykes.html
FindArticles.com. 2004.1.13
http://findarticles.com/p/articles/mi_qn4188/is_20040113/ai_n11442047/


ユージン(アメリカのオレゴン州)のバーリーの作業場は自転車リヤカーでまだ力をもっている。

バーリーデザイン協同組合は自転車リヤカー製造の小規模な製造者で、その従業員はみな同じ賃金をもらっている。Kaleb Bickfordはユージンの施設でリヤカーを組み立てていた。25年間、子供たちはそれを見ながら育ち、その脇で昼寝をしながら大きくなった。

ユージンのトム・ジェイコブズは子供2人をバーリーに載せて自転車で街を頻繁に走った。子供と買い物袋を載せて自転車リヤカーを自動車のように使った。

「もう一台のクルマだと思っていたよ」とジェイコブ。ジェイコブはマルチメディアの製作者で仕事には自転車で通っている。「バンパーステッカーには『My other car is a Burley trailer(もう一台のクルマはバーリー自転車リヤカー)』って書いてあるんだ。いいだろう!」

ジェイコブのようなオーナーにはユージンのバーリーデザイン協同組合は有名な名前。創業25年となる地元のこの会社は85人の組合員が所有し経営している尊敬される企業で、環境に配慮した生産方法でも知られている。

バーリーの話では、バーリー一番の製品、子供用自転車リヤカーは米国内のどの会社よりも販売が好調だという調査データがあるという。

しかし、競合企業がどの価格帯においてもバーリー市場シェアを奪おうとしている。バーリーは主要な取扱店を死守するのに火花を散らしている。

最近バーリーは高価格帯の子供載せ自転車リヤカー4モデルと荷物用自転車リヤカー2モデルのデザインを一新し、価格を上げずに機能を追加した。さらに、低価格の競合企業を打ち負かすために、シンプルなデザインとしたモデル(a no-frills trailer)も追加した。

「自転車専門店(IBD:Independent bicycle dealers)が低価格バーリーを何度も要求していた」と語るのはゼネラルマネージャー(総責任者/事業統括部長)のトム・ライトヘイ(Tom Wright-Hay)。

「Bee(ビー)はバーリーでもっと値の張る自転車リヤカーモデルと同様の耐久性を持ちながらも、機能を削ったことによって製造に手間がかからなくなった。」と語るのはバーリーのマーケティングマネージャーのロンネル・カリー(Ronnel Curry)。これは自転車専門店(IBD)と運動用品店(スポーティンググッズストア)でバーリーのほかの自転車リヤカーと併売されることになっている。

「バーリーは組合所有の西ユージン工房でBeeを製造している。一方で、ライバルの低価格モデルはほとんどがアジア工場での製造。その労働コストはバーリーのかけらほどもかかっていない。」とカリー。

「バーリーの労働コストはかなり質素な構造で、全組合員が同じ時給で(ライトヘイは詳しいことは明かしてくれなかったが)、年間利益も共同分配。コストについて秘密にするため、バーリーはアジアでの一部生産はすることがない。」

ウォルマートとの競争は本当に大変。」

「ターゲット、ウォルマート、GIジョー、いまやどこでも低価格ブランドの自転車リヤカーを取り扱っている」

「自転車リヤカーをはじめたとき、自転車専門店以外ではどこでも入手できなかったはずです」と彼女(ちゃま:sheですがだれでしょう?)。

ユージンのCollins Cycle Shopのジェイ・ロウがいうには、200ドルのバーリー自転車リヤカーはいいアイデアだ。2倍以上も高価なバーリーモデルには手が届かない人もいるだろうから。

「しかし、低価格自転車リヤカーモデルの広がりによってバーリーが思った以上に傷ついてしまったのかもしれない。」と第三者。

ウォルマートで自転車を買うような人はたぶん自転車店にはいくことがないだろうし、自転車購入にそれほど真剣にならない。本気で賢く購入を考えるような人たちはウォルマートでは買わないだろう。自転車リヤカーもそれと同じような買い方をされるものだ。」 バイシクルリテーラー誌編集長のマイケル・ガムステッター(Michael Gamstetter)。

「まだ、バーリーではある程度の店ではバーリーの製造品質の良さで扱ってくれることを期待している。予算的にはきついと思うが。」とカリー。

しかし、高額な自転車リヤカーでも大変多くのメーカーとの競合にバーリーは直面している。

一番のライバルはウィスコンシン州ウォータールーのトレックとアルバータ州カルガリーの会社チャリオットで、チャリオットは最近までトレック用の子供載せ自転車リヤカーも作っていた。

「チャリオットは去年から米国内の自転車専門店(IBD)に対して直に自転車リヤカーの卸をするようになった。これでバーリーと競合するようになった。」とライトヘイ。

それに対応するため、バーリーは高価格帯の子供載せ自転車リヤカーの変更した。窓はより大きくして中からの視界も外からの見えやすさも良くなった。日よけも調節可能とし、クッション付の座席とし、安全ベルトにもパッドがつき、快適にした。

トップモデルのバーリーデライト(Burley d'Lite)には標準機能として、バーリーが特許をもつ連結器、子供がヘルメットをかぶった状態でも快適でいられるようにヘッドレスト部に凹みをもたせ(a recessed area for a helmeted child's head)、シートはリクライニング、窓は日よけ機能のtinted window。自転車リヤカーは収納時に平らに折りたたみできる。

バーリーは価格を上げるためだけのデザイン変更はしてこなかった。2人載せのバーリーデライトの販売価格はいまだ430ドル。チャリオットの最高クラスの自転車リヤカーと同程度。

Collins Cycle Shopのロウいわく、「バーリーは自転車リヤカー市場で確固たるシェアを維持してきた。それは(大人の都合に合わせたのではなく)子供の安全に焦点を合わせた初期のもののひとつだったから。いまでは、バーリーはさらに一歩進めて、子供の気持ちよさにまで注意を払うようになっている」とのこと。

「この2つの点で、バーリーは他と違う」
"Those two factors have set them apart," Loew said.

「バーリーの成功は自転車リヤカーが小規模のニッチ市場だったところにあった。その市場がまだバーリーの中心。大会社は時間や金を自転車リヤカーのような小規模ニッチ市場に使おうとはしない。」とバイシクルリテーラー&インダストリーニュース誌のガムステッター。

「あるときには単に「バーリーはよりよい品質だ」とだけ思われているかもしれない。バーリー最大の優位性は、その名前と持ちのよさと購入者市場への約束だね。」とガムステッター。


「バーリーの販売額は、自転車リヤカー、自転車、関連装備含めて、年700万ドルから1000万ドル」とライトヘイ。

バーリー(The company:ちゃま>協同組合ですがカンパニーで受けてます)は自転車リヤカー販売台数は明らかにしていない。自転車リヤカー販売は、自転車本体の販売よりもまだ多いが、バーリーは自転車リヤカーと自転車本体とのそれぞれが売上の半分となることを目指しているとライトヘイはいう。


Sunliteのものです。

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