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De Fietsfabriek 自転車製作所

2010年6月、デフィーツファブリーク倒産と報道されました。このページはそれ以前の情報で書いたものです。日本のオランダ大使館も紹介していましたし、日本にも支店があったということです(ちゃまは一度もそれが本当にあったのかがネット情報でも確認できていませんけれど)。2009年、ラジオネーデルラント国際版が「チューリップと風車とデフィーツファブリークがオランダのもの」と紹介するような持ち上げ方です。

けれど、倒産すると、それまで語られなかったようなことが、翌日にはすぐに追加報道されています⇒「ディーラーから悪名高かったデフィーツファブリーク」(日本も支店ではなくてフランチャイズだったのかもしれません。そして、ここに書いてあるような理由から、すぐにやめてしまったけれど、記述上ずっとのこっていた・・・ということなのかもしれません。)

2010年8月には新しいオーナーで再開されたようです。

2011年1月末開催のオランダの自転車業界内の展示会、FietsVAK(フィーツバク)で『今年の初参加賞』というものを受賞。これは展示内容に対する賞なので、直接に購入者に対するクオリティとは違うはずですが、初参加39社のなかで、見せ方のセンスがあるということは、倒産以前のデフィーツファブリークが2004年登場でいきなりブームを起こした会社だったということを思い出させるものです。また、倒産後の意気込みと資金の余裕も感じられる話です。倒産後の新会社のやる気が感じられる話です。(FietsVAK全体での優秀賞はセレロイヤルでした。オランダの2010年自転車販売 販売額7%減 台数3%減 電動自転車8%増

オランダ政府観光局も紹介するアムステルダムの自転車屋さん。「De Fietsfabriek」(デフィーツファブリーク)でそのまま「自転車製作所」ということ。2003年の創業なのでまだ、出来立てのほやほやの自転車屋さんです。主にトルコのアンカラで生産。つまりトルコ製。オランダで組立して販売。創業者2人の1人がトルコ(系?)の人らしいです。

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3人のりです。これが販売されています。法律上問題でどうこういうのはこれではないのでしょうね。前後の車輪間隔(ホイールベース)が長くなっていて、走行が安定します。日本で自転車を倒しやすい時、といわれる「駐車時、自転車から降りてスタンドを立てるまでの時間」ですが、日本ではスタンドが後輪車軸に取り付けられるのがほとんどで、この仕様のために、その時間が生じます。ところが、自転車が生まれたヨーロッパではこの写真のように自転車の中心に取り付けられるのが普通です。これなら、自転車を止めて、サドルから前方に降り、両足をついて(ただし自転車にはまたがったまま)、ハンドルはずっと両手でつかんだままの格好で、片足でスタンドを地面につけ、ハンドルを後方に少し引けば自転車が自立します。もう自転車は自立していますから、ハンドルから両手を離して、足を抜いて、子供を下ろすことができます。


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別の種類の3人乗りです。これで販売されています。前後2人乗せだって世界的に見ればおかしくないって事です。自転車単体の問題ではないということがわかります。


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「荷台のボックスはフレームに固定してあるため、曲る時でも安定しています。前輪だけが回るため、ボックスに乗っている子ども達が転び回りません。」だそうです。こういったことが日本の自転車の話では触れられていませんね。不思議ですね。中国では報道されないことがよくあるということを聞きます、日本でも報道されないことがたくさんあるのでしょう。知らないことがたくさんあります。


2人乗り、3人乗りを自転車本体として販売しています。オランダでは法律違反ではないのですね。

オランダの人の体格もあるのでしょうが、体格で違うのであれば、日本でも一律違反とするのは変ですね。いままで、ほおって置いて、ここにきて厳罰にするというのは、自転車自体や、自転車に乗った安定性という話ではないのではないでしょうか。それは日本の中の交通環境がそれを許さなくなってきたということではないでしょうか。そこまで追い込んでしまっている道路行政に矛先を向けないといけないのではないでしょうか。技術ではなく、環境なのではないでしょうか。環境なら、自転車単体をいくら改善をしても、新技術とか新機能とかいって人目を引くような言い方で新規開発しても、問題から目を背けさせているだけで、問題解決進むわけではないでしょう。問題の原因をすり替えて、税金投入で業界が一時的に潤わせながら、天下りの権利を拡大するだけのための警察中心として官僚の人たちの『利権拡大のための問題提起』ではないでしょうか。いつもは見逃しているのに、あるときいきなり速度違反取締をするのと、その心がけはまったく同じと思えます。問題はそこにあるのではないからです。行政機能不全の現れだとおもいます。だれが、これをチェックできるのでしょう。わかっていても、重箱の隅です。重箱の隅だからこそ『利権拡大のための問題提起』にうってつけだということが官僚の人たちは体で理解しているのだと思います。自転車会社が開発に積極的でないのも、こういうことがよくわかっているからではないでしょうか。交通環境の見直しこそが本命ではないでしょうか。いま3人乗り自転車を悪者にしようとしたことは、実は、年金の徴収率を100%に近づけると数年前にいっていた社会保険庁と同じではないでしょうか。数年後には、長年の付けが自身に降りかかってくるのではないでしょうか。国土交通省と警察に。⇒震災後、官僚という人たちは、個人では自分たちの責任は全くとらない人たちだということがよくわかりました。法律でそうなっているからなのだそうです。⇒ということは、〔国が決める〕、とか〔役所が決めたこと〕というのは、実は、〔責任は誰もとらない〕といっているのと同じです。個人で責任を取る人はだれもいないけれども、バトンタッチされた人が役職にいるとき〔国民を代表して国民のお金で責任をとります〕というだけです。結局は税金を自由に使われているにすぎません。問題すり替えの3人乗り自転車開発もです!


製造元へのリンク
De Fietsfabriek
(オランダ語)

オランダの自転車製造所 「今秋、オランダの自転車製造所は東京で初めてのショールームを開きます。」と書いてありますが・・・。リンク先には使用風景があって興味深いですよ。

Defietsfabriek_kankokyokuオランダ政府観光局での紹介 「アムステルダム・ラブストーリーズ」という企画の中での「I LOVOサイクリング」で、

アムステルダムのように細い路地が入り組んでいて、駐車場事情の厳しい都市では、生活必需品や子供たち、ペットを自転車の荷台に乗せて運ぶのがはやっている。 アムステルダムでハンドメードの自転車がこの数年爆発的に売れているのはそんなわけだ。 自転車の前に子供たちを乗せると親の目も行き届くし、子供たちは景色を楽しめてご機嫌と良いこと尽くし? 友達も一緒に2、3人の子供たちが自転車の前カゴに同乗している光景はほほ笑ましい。

そして、フィーツファブリークの宣伝までしてあげている。

フィーツファブリークが自転車のデザインと製作で一番大事にしているのが安全性。お客さんの意見を取り入れ、長年にわたって蓄積したノウハウで安全かつ快適な自転車を作っている。 例えば、タイヤはグリップと安定のために通常のものより幅広。 また重い荷物を載せたときにコントロールしやすいよう、重量のあるスポークとハブは補強されている。 子供やペット向けのカゴは特に安全性に気を配っている。 重心が低いため荷物の重さで自転車がぐらつく心配もない。


フィーツファブリークの荷台付自転車は、自転車ならではの機動力を活かし荷物を運べるため、オランダではいろいろな会社が仕事で使っている。 会社のロゴや色に合わせた塗装ができるので、その会社オリジナルの自転車になる。 広告風にペイントすれば、街中で大きな宣伝効果をあげられること受け合い。

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