« Blue Sky ブルースカイ | Main | NordicCab ノルディックキャブ »

Kool-Stop クールストップ

Logo_koolstop
Koolstopgenesmith
台北自転車展2011でのジーンスミス社長さん(73歳)の紹介


ジーンスミスさんは11歳の時に時給50セントで自転車業界に入り、これまで62年間、自転車業界に身を置いてきました。自転車業界で異色の会社と紹介されています。
Kool-Stop International Inc. クールストップインターナショナル Lake Oswego, Oregon(ポートランドの南に隣接する町). 1977年創業。 (開発者がSWOを作って独立してしまったため)Winchester Originalsが(たぶん)子会社となったのが "Kool Stop Originals"(1995?-2004?)。その子供載せ自転車リヤカー

2001年時点にKool Stop Originals, Inc.がありました。マニュアルの著作権記述は1995年からとなっていて、少なくとも1995年にはKool Stop Originalsがあったようです。いまはInternational しかないようです。

"KOOL-STOP INTERNATIONAL, INC." も"KOOL STOP ORIGINALS, INC."も:17150 S. W. Boones Ferry Road Lake Oswego OREGON 97034で同一住所。インターナショナルはKOOL-STOP、オリジナルズはKOOL STOPと細かい違い。 所有ブランド名はKOOL-STOP、KOOL-STOP ORIGINALS、KOOLITE、LIL' TROOPERなどはKOOL-STOP INTERNATIONAL, INC.の所有。PAPOOSE CABOOSEだけがKOOL STOP ORIGINALS, INC.ということです。

クールストップインターナショナルのほうは1977年創業ということですが、1982年にはブレーキ関連の特許出願ですでに名前が登録されているので、Kool-Stop International Inc. が1977年からあって、開発者が抜けたWinchester Originalsを買って自転車リヤカー子会社Kool Stop Originals, Inc.としたと考えるのが順当です。子供用の自転車リヤカーをやめた時点で、Kool Stop Originals, Inc.を親会社Internationalが吸収したのでしょう。荷物用リヤカーが現在Internationalから販売継続されています。子供用の自転車リヤカーをやめた時点については、「オランダ「自転車乗り連盟」による それ以外の子供カート 」のクールストップ欄で「2004年3月にメーカーの説明書が訂正された」とあるので、すくなくとも2004年までは販売されていたことがわかります。


アメリカ合衆国 オレゴン州ポートランド (地図

Koolstop_papoose_cabose自転車のブレーキパッドで有名なメーカーの子会社となったウィンチェスター社です。ベビーカーも作っています。そのときはWinchester Originalsという名前の自転車子供載せリヤカーを販売していました。この自転車子供載せリヤカーの開発者ウィンチェスターさんがSWOという別の名前で独立して2分裂。こちらはヒッチ(連結棒)の方式が以前とは違っています。は、Winchester社の後継はSWOではなくてこのKool-Stop側のようです。でも会社創業は1977年になっています。自転車子供載せリヤカーの姿かたちはKool-Stop OriginalsになってもWinchester Originalsと同じです。Winchesterは子供2人が逆向き、Kool-Stopは2人とも前向きに乗るんですが、実は座席の取り付け方がちがうだけでどちらのモデルでもどちらの座席取付ができそうです。

現在ホームページからリンクされている子供を載せる自転車子供載せリヤカーはみあたりません。けれど、検索で実際は残っていることがわかります。以下のモデルがあったようです。


米国でもユーザーは多いみたい。すでに販売終了なのか、販売しているところはないみたいです。ところが英国ではネット販売しているところがまだまだあります。中には2008年6月からとか書いてあるのも。これはなぜ?在庫処分?イギリスのこちら(チェインリアクションサイクルズ)では2008年10月でもパポーズカブース約180ポンド、リルトゥルーパー約150ポンドで23%引きでセール販売中です。

2009年3月ですが、変わらず販売中です。でもリンク先のページでもリスト最下部におかれていてお勧めではないようです。現在のお勧めは、Adventure AT3 Childrens 2 Seat Trailer Now 180ドル、Adventure ST3 Childrens 2 Seat Trailer Now 150ドルです。これは台湾のバントリーの中国工場製ですが、Moore Large & Co Ltd(ムーアラージ社のBumperバンパーブランドMadisonマジソンサイクルズのRidgebackリッジバックブランドから同じものがでています。ところでST3といっているのはST2の写真で間違って掲載しています。

Winchester Folding TrailerやWinchester Papoose Cabooseという自転車子供載せリヤカーも販売していたようです。以下にあるThe Originalは、Winchester Originalsなのかもしれません。

Kool-Stopはなんと!保証が10年です。だけど、直販なしで、すべて販売店経由で、販売店契約はこの10年保証を請け負えることが条件だというところがこの保証のポイントみたいです。実際のところユーザー対応はどうなのでしょうか。このあたりの情報はいまのところ見当たりません。

  • Kool_stop_the_originalThe Original KS-T5S: 箱から出して8箇所のクイックリリースロックを閉めれば3~5分で組立て完了。収納は2分。 - 簡単なチェーンステイへの取り付け、どの向きにも自由に動かせる - 頑丈なスチールフレーム クイックリリース20インチ車輪 - 子供1名または2名 - 5点式安全ベルト、18ヶ月以上 - 折りたたみ式で持ち運びや収納に便利 - 重量13kg、積載重量45kgまで - サイズ: 78 x 58 x 91cm. (LxWxD) YouTubeのビデオ

    Koolstop_the_original
    画像




  • The Original KS-T5SA: KS-T5Sに車輪が合金リムになったもの。
    Koolstopwinchesterfolding



  • The Original Kool Lite (KS-TOL) 300ドルKool_stop_kool_lite

    * カートンから取り出して8つのクイックリリースロックを閉めれば組立て完了。3分から5分。2分以内の収納。
    * 5点式安全ベルト。バックルは一つなのですばやく簡単に乗り降りできる
    # 18ヶ月以上
    # 新型ジッパーシート
    # シートは3ウェイのマルチポジション
    # ショルダー部、ひじ置き、足場が広くなった
    # 下にずれたり2人が寄りかかりあったりすることがなくなった。シート座面のサポートをあげたため中央によることもなくなった。

    ヒッチはセンタープル型
    # 単純構造なので取り付けが簡単
    # チェーンステイへの取り付け
    # ユニバーサルジョイントで転倒時にも安心
    # ヒッチには安全ストラップ付きで2重の安全

    仕様
    # スチールフレーム、スチールリム
    # 重量: 27.5ポンド
    # 車高: 36インチ
    # 収納時: 31 X 28 X 8.5 インチ
    # 積載重量: 100ポンド

    Koolstop_liteこれもLite。前のエプロンかけの色がちがいます。


    Koollite10336681きれいにつかわれているLite。
    連結器が90度回転して保管されている状態です。自転車のゆれや傾きからこの首の部分が稼動することでリヤカーの独立を保っている。




  • Kool Stop Originals - Papoose Caboose Bike Trailer (KS-TPC/KS-T2PC) パーポーズカブース 2001年 260ドル "Designed and Imported by Kool-Stop Originals"、 "Manufactured in Taiwan"とありました。Kool_stop_papoose_caboose

    Papooseはネイティブアメリカンが赤ちゃんをさすことば。 Cabooseは貨物列車の最後尾につける車両で乗員が寝られるベッドや煮炊きをするためのキッチン(ギャレー)がついているもの。米国の鉄道用語だそうです。転じて「おしり」のことにもつかわれるらしいけど、ここでは、そのまま最後尾で引っ張られる車両の意味でしょう。二つあわせて『赤ちゃん牽引車』の言い換えですね。

    *スチールフレーム、スチールリム
    *重量26.5kg
    *車高31インチ車幅31インチ
    *折りたたみ時 31 X 28 X 10.5 (インチ)
    *積載重量100ポンド(Towing capacity)
    *5点式安全ベルト
    *シート高24インチ
    *18ヶ月以上から
    *車輪はカンチレバー型方式により追従性と安定性を確保
    *クイックリリース
    *色は黄色地にティール(Teal)のライン
    * センタープル型ドローバー
    * ヒッチ取り付けはチェーンステイへのマウント方式かつロックピン方式で簡単
    * ユニバーサルジョイント方式で自転車転倒時にも自転車子供載せリヤカーは直立


    センタープルヒッチ ~ センター連結方式
    Koolstoppapousekaboose
    クールストップの自転車子供載せリヤカーはすべてセンタープルヒッチ(連結棒)です。センタープルヒッチ(連結棒)は、車両の中心で引っ張られます。ほかの一般的な自転車子供載せリヤカーが車両の端で引っ張るのに対して、こちらのほうが素直な引っ張り方に思えて、乗る子供にもやさしそうに思えます。もし、自転車子供載せリヤカーの車輪とヒッチ(連結棒)の支点までの距離が同じという条件なら、そうなるのでしょう。ところがセンター方式をとっている自転車子供載せリヤカーではヒッチの支点は自転車後輪のすぐ後ろにあります。片側で支える連結棒では支点は後輪車軸かその付近です。センター方式は連結棒の棒という部分がほとんどなく、車輪と支点間が距離がありません。結局、この短さと、カーブなどでは自転車車輪軸よりも車輪後部の振れ幅のほうが大きいため、センター方式では自転車子供載せリヤカーがより振り回される動きになってしまうと思われます。この点は、ドイツのtest誌でWeberベーバーのリッチーの2種類のモデルでの比較で検証された結果にも関連するのではないかと思います。test誌ではそこまで明確に指摘していませんが。

    (ヨーロッパで使われたLil' Trooperでセンタープルヒッチでないものがありました 下部へ

    ロールケージ折りたたみ方式
    パポーズカブースはロールケージの折りたたみ方式が考えられた取り扱いやすい方式となっています。
    Koolstop_papoose_folding
    折りたたみの構造は、うちのトレックとまったく同じです。つまりチャリオットと同じなので、チャリオットの特許を使っていると思っていたのですが、"Collapsible bicycle trailer for a toddler" US特許5785333でKool-Stopが取得しているとわかりました。1995年1月27日申請、1998年7月28日取得です。申請されている図面をみるとこのPapoose Caboose Bike Trailerだということがわかります。また申請時はセンタープル型ではなく、連結棒が左側にあるタイプでした()。センタープルは新しい世代のものだということもわかりました。たぶん、ジョガー機能をつけた時に、ジョガーの前輪が真ん中になるので、これに連結棒も一緒にしたのではと思います。このフレーム折りたたみ式は転倒時の安全性にかかわるロールケージ型の安全性と組立収納の取扱い易さを併せ持ったすばらしいアイデアだったと思います。(「選ぶときのポイント とくに安全性」の頑丈なフレームで鳥かごのように囲われているかにも関連します)

    構成部品図
    Koolstop_papoose_component
    これはマニュアルの一ページです。いい会社なんだなと思えます。

    以前のパーポーズカブース
    Koolstop_papoose_caboose_inside フロアは平ら




  • KoolstopliltrooperLil' Trooper リルトゥルーパー(ちびっこ騎兵隊) 200ドル Papoose Cabooseと同じ機能で車輪がプラスチック。一人乗り。自転車子供載せリヤカー中心に牽引棒(tow bar)があり安定性と追従性が高い。フレームは溶接。機能が同じとの説明ですが、フレーム折りたたみなどはかなり違いますね。こちらはロールバー機能のフレームをはずさないと折りたたみできないような構造に見えます。

センタープルヒッチでないクールストップモデル

Lil' Trooper
クールストップの特徴のセンターヒッチを使っていない通常タイプの連結棒となっているリルトゥルーパーで左の3枚はオランダで使われているものです。基本構造は同じように見えますが、カバーなども違っています。あ、これは退色でしょうか。

Koolstop_lil_trooper1Koolstop_lil_trooper2Koolstop_lil_trooper3Koolstoptrailer

Lil' Trooper Koolstopliltrooper01Koolstopliltrooper02Koolstopliltrooper03

OriginalとPapoose Caboose KoolstoporiginalsidehitchKoolstoppapoosesidehitch



2008年現在自社ホームページhttp://www.koolstop.com/から子供を運ぶ自転車子供載せリヤカーはたどれないんですが検索でhttp://www.koolstop.com/trailers/caboose.htmlが引っかかります。

Kool_stop_runnerkitorigin


Koolstop_papoose_runner_handleKoolstop_liltrooper_runner_handle
上がPapoose Caboose、下がLil' Trooperのそれぞれランニングキットのハンドルの取付方。今の多くのモデルは折りたたみ収納になっていたりします。この2モデルは2001年ごろのものですが、このことからも現在のモデルが進歩していることがわかります。



Map_koolstop
ウェブ記載のファクトリー:5700 Willow Lane, Lake Oswego, OR(上図左下)
2001年ごろにはこの住所もありました:17150 S.W. BOONES FERRY ROAD LAKE OSWEGO OREGON 97034(上図真ん中)

Map_portland_oregon
クールストップのあるポートランド、オレゴンの位置

上の地図のポートランドの北にあるVancouverバンクーバーと、下の地図のワシントンの北にあるバンクーバーは別物です。前者はワシントン州のバンクーバー。後者が日本人も多く日本人にも住みやすい町と普通いわれるカナダのバンクーバーです。上の地図だけみるとポートランドはカナダとアメリカの国境にあるのかと一瞬思ってしまいました。実際オレゴンのポートランドはオレゴンの北の端にありワシントンとの州境ですけど。ワシントン州のバンクーバーに住んでポートランドで働くという人もいるわけです。アメリカでは州によって法律がかなり違うので、こういった場合の住みかの選択は悩みどころのひとつのようです。

« Blue Sky ブルースカイ | Main | NordicCab ノルディックキャブ »