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GT (GTブランド自転車リヤカーは2000年代前半のパシフィックサイクルからのライセンスによる北欧販売用???)

GTを探してこられた方へ
往年のGT Bicyclesを一番よく知る方は、今、サイクルヨーロッパで番頭さんをされています。サイクルヨーロッパ一番のブランド、ビアンキの社長さんもしています。ビアンキの社長さんとはサイクルヨーロッパから見ると事業部の部長さんという位置づけです。番頭さんが面倒を見ているということです。こちらで・・・

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Dorel自転車リヤカー
Schwinn, InStep, GT etc・・・はこちら

Dorelcyclingsportsgroup

GTブランドの自転車リヤカーは、2001年以降のパシフィックサイクル時代に北欧用として販売されていた自転車リヤカーのようです。北米では、InStepやSchwinnとして販売されました。2004年からはパシフィックサイクルはカナダドレル傘下です。

Gt

Gt_bicycles_kinderanhanger

GTは1979年創業。1998年に(スコットUSA傘下でスコットUSAとマングースで有名なBMXプロダクツ社創業者のジュニアが主導していた)シュウィンに買収されて傘下ブランド(*1)。2001年に(会社の)シュウィンが買収されてパシフィックサイクルのブランド。2004年のパシフィックサイクルが買収されてカナダのドレル傘下のブランド、2008年にドレルが買収した(会社の)キャノンデールに組み入れられてキャノンデール事業部門のブランド、と変遷しています。

*1:投資会社Questor Partners Fund LPのポートフォリオ会社となっていたシュウイン(正確には元シュウインの親会社として買収時に新たに設立された持株会社Schwinn Holdings Corp.,)が7860万ドル出してGTを買収しました。1998年6月22日に明らかにされた話です。


ビアンキ社長はシクルーロップ最高執行責任者(COO)
GT: GTはホーナングさんが取り扱い方がわからず、元祖GTからの(リチャード・ロングさんの片腕といわれてもいた?)ボブ・イッポリートさんが手を上げてパシフィックサイクルのGTを作り出しました。これが成功してイッポリートさんはパシフィックサイクルのIBD部門担当役員に。2004年のドレル買収後はドレルのバイスプレジデントに。そしてイッポリートさんは2006 年秋にドレル/パシフィックサイクルを辞めてスウェーデンのシクルーロップ(サイクルヨーロッパ)でCOOという番頭さん職。社長さんがオーナーの御曹司さんなので、自転車業界の経験としては、イッポリートさんです。それ以前はピアジオ時代からのビアンキ社長さんでした。ビアンキも日本もアジアもよく知っていたでしょうけれども、GT時代から日本を手始めとして、台湾中国のアジアビジネスの経験者のイッポリートさんが後任となりました。名前もイタリア系ですし!そうして2007年年初からはシクルーロップ子会社のビアンキ社長も兼任しています。GTの自転車製作はいま、サイクルヨーロッパとビアンキで花開いているとも言える状態です。
細かく見ると、合併時にはSchwinn Holdings Corp.,傘下にSPK Acquisition Corporationという会社をつくってからこれとGTを合併させてます。そしてSchwinn Holdings Corp.,傘下にSchwinn Cycling & Fitness Inc., という会社とGT Bicycles, Inc. という会社がそれぞれ事業会社としてあったのでした。これは米国でディビジョンと呼ばれ、日本の会社なら事業部門に相当します。これら全体をあわせて『Schwinn/GT』と呼んで、この状態が2001年秋のパシフィックサイクルとダイレクトフォーカス(のちのノーチラスグループ)による買収までつづきました。

BMX自転車でアメリカ最大のGTはMTBでも頭角を現していて、シュウインは、これに期待しました。しかも、Gtの流通網と、サンタアナのGTの先進的な工場も手にいれました。(LA Times)

合併理由:GTとシュウインはともに自転車および自転車部品自転車関連商品の製造と流通を手がけ、GT製品がシュウイン製品を補完できる。GTの強みは若者向けBMX自転車と大人用プレミアム自転車にあり、一方のシュウインは若者向けと中級価格の自転車を主力としている。合併により、より幅広い製品ラインがもて、シュウインはGTの技術と生産設備を利用できる。さらに、GTの流通網によりシュウインがより幅広い層へアクセスできるようになる。これらによって合併後の企業は国内国外ともに競争の激しい自転車産業界での成長機会が得られる。sec

会社GT Bicycles: ブランドGT (1979-1998)
会社シュウイン: ブランド GT (1998-2001)
会社パシフィックサイクル: ブランド GT (2001-2004)
会社ドレル: 事業部門(会社) パシフィックサイクル: ブランド GT (2004-2008)
会社ドレル: 事業部門(会社) CSGキャノンデールスポーツグループ: ブランド GT (2008-)
事業部門(会社)名称変更 CSGサイクリングスポーツグループ(2009年4月から、GT拠点もキャノンデールのコネチカット州ベセルに移転)(2009)

日本の販売代理店マルイのシュウインヒストリーでは

「古くからのライバルであったシュウインとGTバイシクルが合併しシュウイン/GT社となる。」

と説明されています。「古くからのライバルであったシュウインとGTバイシクル」という表現がおかしいとおもいます。ここのシュウインヒストリーでもシュウインという会社は1895年からの歴史が説明されている場所で、「古くからのライバル」といわれたら、「1900年くらいからライバルだったのかなあ」と読んだ人が思うとは考えないのでしょうか?GTがMTBのメーカーだと知っている人でMTBは70年代から始まったと知っている人なら、GTの名前が出てきたところでせいぜいその時期からと想像できますが、そういった知識なしに1895年からの歴史をつづっている場所で、「古くからのライバル」という「歴史でよく使われる表現」を安易に使っていると思えます。あまり深く考えていないどころか、「いいかげんさ」が現れています。自分たちが販売している製品の履歴を書く「歴史」欄で、「いいかげん」に書いているということは、「よくしらない」か、「説明をはぐらかしたい」か、そのどちらかの意識があるはずです。「古くからのライバルであったシュウインとGTバイシクル」は誤解を与える表現です。1895年からの歴史を書いているここでは「古くから」を書かず、単に「ライバルであったシュウインとGTバイシクル」あるいはより正確に「シュウインMTB分野進出以来ライバルであったGTバイシクル」が一般向けに書く歴史にふさわしい表現だと思います。でもこの買収では、GTの持っていた販路(販売チャネル)が一番評価だったのですから、歴史として掲示されている文言も単なる歴史の紹介ではなく現在の販売を後押しするための宣伝の一部となるよう切り取られた歴史だということがよくわかります。そのまま鵜呑みにはできません。

Questor Partners Fund
Schwinn Holdings Corporation (New)
Schwinn Cycle and Fitness LP

Bike:Schwinn & Yeti & Masi frame
Fitness:Schwinn
GT Bicycles, Inc.

Brand:GT, CycleDesign etc

Channel: RITEWAY販売網←ここが評価されての買収

ブランドの基本:Schwinn シュウイン
投資会社Questor Partners Fund のポートフォリオ事業 1997-2001

倒産したGT Bicycles, Inc.を1998年6月から年末にかけて買収。シュウイン社とGT社は別の会社として存続。でも、持株会社傘下の両社をあわせて、よくSchwinn/GTと呼ばれました。

まだ会社としてシュウインがあった頃のことです。1998年にシュウインに買収されて、会社のシュウインはシュウイン/GTとなり、ブランドとしてはシュウインとGT、そして関連する傘下のたくさんのブランドを運用していました。会社シュウインはパシフィックサイクルに買収され、パシフィックサイクル傘下のブランドSchwinnとGTとなりました。パシフィックサイクルは、GTはプレミアムとして扱いましたが、Schwinnは大量販売店(Target、Walmart、Toysurusなど)でのブランドとしました。(2009年1月update:パシフィックでは買収当時の2001年9月"dual channel strategy"「2重販路戦略」つまり高級路線と量販路線どちらでも使うとしたようです。レースでもシュウインを前面に出していたようですから単に量販店だけではないのですが・・・ブランドイメージとしてはどうなのでしょうか。) 2004年にパシフィックサイクルは育児用品のDorelドレルに買収されました。Dorelはパシフィックサイクルを新しい事業軸として「レジャーレクリエーション事業」と位置づけましたが、内容的には以前のパシフィックの事業を継続したので、Schwinnは大量販売向け(一部専門店向け:updateこれも「2重販路戦略」継続だったようですが・・・)、GTはプレミアムの専門店向けでした。ドレルが2008年2月にキャノンデールを買収し、「レジャーレクリエーション事業」を大きく2分割し、キャノンデールを専門店向け(IBD向け)、パシフィックサイクルを大量販売向けと位置づけたと発表しました。それまでパシフィックサイクル傘下のブランドでプレミアムに位置するブランドはキャノンデールの傘に入るとされ、プレミアムのGTはキャノンデール側(キャノンデール・スポーツ・グループ:CSG[買収したキャノンデールの親会社として新規設立したドレルの専門店販路用会社])の事業としてとりあつかうとのコメントでした。(その後、シュウインもCSG扱いになったようです。しかし「2重販路戦略」継続であれば、CSGとパシフィックと両方で扱われるはずです。)

さて、大きくはそんなGTの変遷ですが、このGT名義の自転車子供載せリヤカー、GTが自転車子供載せリヤカーをだしていたのか、いつ頃から出たのかなど、よくわかりません。情報が見つけられていません。GTの自転車子供載せリヤカーとして記述されていたものです。GTとして販売されていたという前提で載せていますが本当にGTとして販売されたのが確実なのかもわかりません。

この写真のモデルは格好からはそれほど古いモデルではないように見えます。よく見えませんが前面に書いてある文字が「InSTEP」と読めないこともありません。現代のモデルでしょうか。それとも2000年代中期くらいからこの形でしょうか。InSTEPのRocket AluminiumやSchwinnのMarkIIに似ています。ドレル傘下のパシフィックがGTブランドでも”出してみたことがあった”というモデルなのでしょうか。すくなくとも現時点でGTは自転車子供載せリヤカーを販売していないようです。


その後、3種類の自転車子供載せリヤカーがあることを見つけました。(画像はクリックで拡大)

この時期ということは、パシフィックサイクルがドレルに買収される前のことのように思えます。ドレル傘下となった時点でGTブランドの販売が終了したのかなあと思います。

Gt_st750gtGt_al575gtGt_ql150gt
左から、ST750、AL575、QL150です。ST750はスチールモデルでInSTEPの InStep Ride 'N Stride (ST750)で、Turbo Elite (AL575)です。STやALはスチール/アルミですね。QLはInSTEPの「Quick N Lite」です。InSTEP QL151が2004年モデルなのでQL150はその一つ前のモデルですね。ST750は車輪の外側まではフレームで覆われてなく、前方にバンパーのようについているだけです。


Gt_cykelkarra_for_tva_barn スウェーデンで使われているGT印のインステップの子供載せ自転車リヤカー

ノルウェーでも同じです。GTノルウェー Sykkeltilhengere シッケルティルヘンガー 自転車リヤカー



GT

1998年4月7日付け、EDGAR Onlineにある、GT BICYCLES INC 情報です。10-K405 SECの記述だとのことです。http://sec.edgar-online.com/1998/04/07/16/0000892569-98-001005/Section2.asp

ビジネス状況

GT Bicycles, Inc. (以下"会社" or "GTバイシクルズ")は、中高価格帯のマウンテンバイク、子供自転車の開発、製造、販売をおこなう業界の代表的な会社の一社。会社名をブランド名として使用。GTバイシクルズはまた、Riteway Products および Caratti 卸販売網 ("distribution network") を所有し、GTバイシクルズの自転車、部品(パーツ)、関連商品(アクセサリー)、および他社の部品と関連商品を、独立自転車専門販売店(IBD)向けに卸流通をおこなっている。GTバイシクルズは現在、自転車が127種あり、うちマウンテンバイクが30種、子供向けBMX用が65種、ロード用途と特殊用途が32種。多様な取り揃えに加え、卸販売網(ディストリビューションネットワーク)として4,500もの部品および関連商品を取り扱っている。これには自転車フレームやコンポーネントからヘルメット、鍵、ウェア(アパレル)まで含まれる。GTバイシクルズの卸販売網はさらに以下を提供:顧客サービスや販売店サポート、配送、受注対応、保証対応、販売店研修、部品関連製品カタログ、商品および市場に対する幅広い知識。GTバイシクルズではこの卸販売網は地域販売店によるサービスとあいまって全国的な購買力、財務の安定、統合在庫管理に寄与するものと考えている。

現在の会社はGTホールディングス社(GT Holdings, Inc.)として1993年8月6日に創業されたもの。しかし1993年11月12日までは実質的な業務はしなかった。1993年11月12日にGTバイシクルズ社(GT Bicycles, Inc. )とその子会社の"自己株式を除く発行済普通株式(outstanding common stock)"の全株を取得。この時、GTホールディングス社をGTバイシクルズ社(GT Bicycles, Inc.)と社名変更。1995年8月11日に、今度は買収した会社GTバイシクルズ社(GT Bicycles, Inc. )をGTバイシクルズカリフォルニア社(GT Bicycles California, Inc. )と社名変更した。

<1993年11月12日から1995年8月11日までは持株会社としてデラウェア州に親会社GTバイシクルズ社(GT Bicycles, Inc. )があって、その傘下に事業会社としてカリフォルニアに同名の子会社GTバイシクルズ社(GT Bicycles, Inc. )があったということですね。>

GTバイシクルズ社傘下には11の事業子会社がある。 GT Bicycles California, Inc., GT BMX Products, Inc., Riteway Distributors, Inc., Riteway Distributors Central, Inc., Riteway Products East, Inc., Riteway Products North Central, Inc., Riteway Products Japan K.K. ("Riteway Japan"), Riteway Products France S.A.R.L. ("Riteway France"), Caratti Sport Limited ("Caratti") in the United Kingdom, Riteway Products Canada, Ltd. ("Riteway Canada") Innovations in Composites, Inc. ("Innovations in Composites").

現在(1998年4月)、本社および事業の拠点は"2001 East Dyer Road, Santa Ana, California 92705"にある。

背景: 会社は1979年にゲーリーターナーとリチャードロング(Gary Turner and Richard Long)が創設。二人は業界のパイオニア(innovators)で、先進的なデザインで軽量クロモリなど先進的な素材を使い若年層向けBMX自転車用フレームおよびフォークにとりいれ、開発、製造、販売をおこなった。 1981年に若年向けBMX自転車の完成車の組立を開始し独立系自転車専門店(IBD)を通じて販売した。1984年には急速に販売量を増やしていた大人向けのマウンテンバイクにも参入。1987年にはIBDへの商品販売を垂直統合に乗り出し、カリフォルニアの自転車/部品/関連商品卸、Riteway Distributors, Inc., を買収。1989年から1995年まではさらに3つの卸会社を買収し米国全国を完全にカバーする卸販売網を所有した。1996年には日本の卸販売会社を設立し、またフランスおよびイギリスの卸販売会社を買収。1997年にはカナダの卸販売会社を設立。

(ちゃま:GTの歴史はそれ以前にさかのぼるようですが、会社は1979年からです。)

ここまではSEC提出のGTの資料のようですが、http://www.fundinguniverse.com/company-histories/GT-Bicycles-Company-History.htmlによれば、

1990年代に入って1991年から1996年は、キャノンデールの販売網、販売担当員との競争となり、2000万ドル近く使って自社以外の販売網で国内販売チェーンを構築するようになる。社長兼共同創業者だったロングが個人的な宣伝活動として週末の自転車レースに出向き顧客、販売店、業界誌、関係者たちと語り、1991年は 6100万ドル、1993年には9300万ドルの売上に貢献した。

1993年8月、デラウェアにGTホールディングス社(GT Holdings, Inc. )を設立。10月にはGTバイシクルカリフォルニア社(GT Bicycles California, Inc.)の"自己株式を除く発行済普通株式(outstanding common stock)"の全株を取得。同年、ロードバイクシリーズを発表。同時にクルーザーやタンデムを含むスペシャルティシリーズも発表。

11月には、マネージメントがLBOで会社を買い取り、ターナーが役員から外れロングのみとなる。LBOのために利益に影響したがいまだ黒字は保った。売上12億3800万ドル、利益300万ドル。競合のハフィー(Huffy)が同年1993年年末に約5000万ドルの損失を計上している。

それまでは世界市場の約2割が米国自転車市場によるものだったのに、1994年末には販売台数1300万台から1250万台へと下落し、史上最高記録だった1973年の1520万台からかなりの落ち込み。GTバイシクルズは1994年から1997年までに米国で子供向け自転車を100万台以上販売。

停滞時期だったにもかかわらずGTは1億4580万ドル売り上げて88万2000ドルの利益。このとき競合会社のキャノンデール社(Cannondale Corp. )は60万ドルの損失、オハイオ州マイアミズバーグのハフィー社(Huffy Corp., )は1740万ドルの利益。

売上の伸びない自転車市場で、1995年初頭から2年間、600ドル以上の高価格帯の自転車販売が年10から15パーセント伸びた。

10月にIPOを完了。一株14ドルで470万株を売却、約6580万ドルを得た。そのほとんどは1993年のLBO後の再編時の借入の返済に使われた。公開初日に、8000台のリコールを発表し、株価は0.75ドルまで下落。

1995年末にはマウンテンバイクは160万ドルから150万ドルとなり10年間ではじめての落ち込みとなった。しかし、それでもこの年、コロラド開発センターと4つの州に配送センターを設置。売上の約半分は部品と若年向けBMXだった。中国市場からは撤退したが海外販売は伸びた。売上1億6890万ドル、利益2800万ドルを形状し、16年間一度も損失を計上していない。





ここからは、また1998年4月のエドガー情報です。

製品: 現在(1998年)、大人向け、若年向けの自転車製品を提供。マウンテンバイク、若年層向けBMX自転車、ロード自転車、特殊自転車といったカテゴリー、部品および関連商品。商品はそれぞれ固有のブランド名で販売される。部品と関連商品は自身のブランドでの販売に加え他社(サードパーティ)ブランド名での販売もおこなっている。1997年の自転車販売は会社全体の売上の約71%、その他29%は部品および関連製品の売上である。

カテゴリー数 1998年 自転車種別
マウンテンバイク
GT Full Suspension --- 11
GT Aluminum --- 8
GT Chromoly Steel --- 10
Titanium --- 1
計30種

若年向け BMX
GT --- 25
Dyno --- 18
Powerlite --- 14
Robinson --- 8
計 65種

ロード、特殊自転車(スペシャルティ=ニッチ向け)
ロード --- 11
ストリームライン --- 6
クルーザー --- 8
クロス/ハイブリッド --- 2
タンデム --- 2
ハーレーダビッドソン 1
Charger Electric-Assist 2
計32種

全 127種


自転車部品販売もフレーム(frames)、フォーク(forks)、ハンドル(handlebars)、ペダル(pedals)、シート(seats)、クランク(cranks)、ディレイラー(derailleurs)、フリーホイール(freewheels)と全般をカバーしている。またポンプ、ライト、ヘルメット、鍵、メーター(cyclometers)、ラック、ウェア(bicycle apparel)などの自転車関連商品(アクセサリー)もおこなっている。自社開発/製造をしている部品や関連商品もあるが、他は他社(サードパーティ)によるもの。自社製製部品および自社製関連商品はGT、Dyno、Robinson、Powerlite、Cycle Designといったブランド名で販売している。これらは自社卸販売網を通じて独立系自転車販売店(IBD)にて販売される。さらに、Spinブランド名の先進特許をもつロングカーボンコンポジット技術を使用したスリースポークホロウコンポジットホイール(three-spoke, hollow-composite wheels)の流通販売はGTバイシクルズが大株主となっている傘下のInnovations in Composites経由でおこなっている。これには当技術使用の他社製品も含まれている。

ハーレーダビッドソンとの独占ライセンス契約に基づきハーレーダビッドソン自転車とその部品および関連商品の製造販売をおこなっている。また他社とのパートナーシップによりチャージャー(Charger)印の電動自転車の製造販売にも参入している。両者ともに1997年からの販売。

研究開発:
GTバイシクルズは最新技術、革新的設計、先進的な部品/関連商品により商品の差別化をおこなっている。経験豊かな商品開発チームが販売部門、製造部門、卸販売網、"チームGT"競技担当と共に既存商品の改良と新製品のあたらな着想を生み、また商品開発はカリフォルニアのサンタアナおよび研究開発施設のあるコロラド州ロングモントでおこなっている。コンピューターを使用した設計や構造計算により商品開発をさらに推し進めている。コロラドの施設にはテスト施設で圧力破壊検査をおこないデータを解析し市販前に設計の検証をおこなっている。1財務年度別研究開発費は1997,1996,1995の順に257万4千ドル、184万4千ドル、159万6千ドルである。




SchwinnによるGTの買収(本当はスコットUSAの買収)

GTがSchwinnシュウインとの合併を発表したのは、上のレポートから3ヵ月たたない1998年6月22日のことです。

スコットUSAが投資会社Zellmarkと共同で設立したScott Sports Group傘下としてコロラド州ボルダーに設立したシュウインホールディングスコーポレーション(Schwinn Holdings Corporation)は、Schwinn Cycling & Fitness Inc., の親会社そして持株会社として設立された会社で、スコットUSAの経営悪化のために、投資会社Questor Partners Fund, L.P.に売却されて資金運用ポートフォリオの一部(シュウイン社が資金運用のための会社の一つということ)となっていた会社。その会社が、買収まもなくの1998年6月22日には、GTバイシクルズ社(GT Bicycles, Inc., )の買収を発表。


Questor Management Company(ミシガン州サウスフィールド)がQuestor Partners Fund, L.P. という投資ファンドを運用し、その運用会社の一つに、シュウインホールディングスコーポレーションという持株会社があり、その持株会社がシュウイン サイクリング&フィットネス社(Schwinn Cycling & Fitness Inc.,) という事業会社を所有しているという4段階構造でした。ただし、シュウインホールディングスコーポレーションは、c/o Questor Management Company 4000 Town Center, Suite 530 という住所で、つまりQuestor Management Company社内にあったというわけですから、実態は、Questor Management Companyが、Schwinn Cycling & Fitness Inc.,を運用していたということですね。(http://www.secinfo.com/dR7Km.71Rs.htm)

Gt

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