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Burley Design バーリー・デザイン

 

初期のバーリー自転車バッグ

Burley_logo_oldBurleylargeバーリーロゴ:冒頭(左上)の細長いのが現在のロゴ、上は従来のロゴ、下は2008年の30周年ロゴ
(*1)Buleyの2008年時点のWeb情報では"Burley Bev"(またはBev)。他に"Bev Burley"と書いてあるのもあります。
(*2)「自転車市場で販売するバッグを載せていくためにつくった。娘を乗せたのは重さを確かめるためだった。」という話があります。娘を前に出しているのはバーリーの記述で、脚色されている気がします。
(*3)BikeFridayのアランの経歴では「バーリーはアランが共同設立者」という記述なっていて、そうなら、ここは、「アランが従業員と8人で設立」となるはずですが、バーリーの記述はじめ多くは「アランが売却し・・」としています。
Burley 201x logo Img_burley_logo (左:ひとつ前のロゴ)

アメリカ合衆国 チャイルドバイシクルトレーラーchild bicycle trailer/バイクトレーラーBike Trailer

バーリー・デザインBurleyは2008年で創業30周年。オレゴンのクレスウェルというところで1969年、 Alan Scholzアランショルツさんが19才のとき、Burley Bike Bagの製作販売で始まりました(アランさんの故郷外部リンクノースダコタのファーゴで作ったのが最初のようです:左のバッグと右上の表記。)。Burleyとは奥さんとなった人の名前Beverlyから(*1)。自転車バッグです。雨具も作っていました。バーリーの雨具もゴアテックス以外では一番といわれるようになります。Burley Bike Bagはそしてこれは最初の会社の名前でもあり、少し後に自転車リヤカーの名前になります。”バッグを土曜市に運ぶ道具として作った自転車リヤカー(*2)”が人気となったためだそうで、ベビーリヤカー市場の開拓を開始。1978年になり27歳になっていたアランは従業員に会社を売却、バーリーは8人(9人というものも)の従業員が共同経営するBurley Design Cooperativeが設立(*3)。Cooperative =コープ=協同組合でバーリーデザイン協同組合です。アランは1980年に脱会し、Bruce Crepsブルース・クレプスさんがリーダーとなって子供載せ自転車リヤカーで1987年にはキャノンデールを抜くまでになりました。アメリカでは自転車の玄人さんがトレック(チャリオット製)の子供自転車リヤカーを「バーリー」と呼んでいましたlink先の下。バーリーとはゼロックスやコピア、IBMやエレクトーンと同じように一般名詞です。実際にバーリーをここまで大きくしたのはブルースさんの功績です。バーリーを世界の企業としたリーダーBruce Crepsブルース・クレプスさん。2008年で創業30周年。(詳しくは社内事情を知るともの悲しくなる協同組合30年の歴史へ)


90年:折りたたみ式連結棒取外式

バーリーライト Burley Liteの変遷 "Burley Bike Bugs"と名前がつけられた最初のリヤカーです。子供も載せてみて走ったそうですが、荷物のせが主目的です。ついで、Liteライトの名前がつけられた子供載せとなりました。次第に、窓がついて、最後に折りたたみ式となり連結棒も取れるようになります。折りたたみ式では社内討議でゆれていたバーリーよりも台湾製の市販が先でした(1989年)。けれど、粗雑な台湾製と比較されエレガントだとバーリー評価が高まったということです。

リヤカー市場が開拓されるにつれ米国外メーカーが台頭してきて、その多くがバーリーの特徴あるデザインとスタイルを模し、加えてブルー(バーリーブルー)とイエロー(yango)のバーリーカラーをまといました。しばらくはうまくいっていましたが、子供載せ自転車リヤカーの先進性だけに集中することが難しくなって、自転車本体やレインギア(雨具)にも注力するようになりました。この時点から世界展開も開始。自転車通勤用レインウェアROGUE RIDER、タンデム自転車、リカンベント(2000年から)、ロードバイク、通勤用バイク、ツーリング、シクロクロスと商品を展開してきたといいます。すべてオレゴンのユージンで生産。日本ではリカンベントを代理店として販売していた会社があったためリカンベントがいちばん名前を知られているようです。アメリカでは、自転車リヤカーの次に知られているのが、雨かっぱ(レインギア)だそうです。「ゴアテックス素材以外では一番蒸れないかっぱ」と評判だったということです。

1996年、バーリーは350万ドルの6万フィートの工場をユージン西部に建て、自動生産機器やパウダーコーティング装置に35万ドルを投資。工場は24時間操業が可能。

2001年 スイス velojournal.ch 自家用二輪馬車

2002年11月 バーリー協同組合が動き始めた

2003年 米国ユーザー購入記 いままでよくわからなかった子供用バイクトレーラーを調べて バーリーに不満でチャリオットに交換したユーザーのお話

2003年12月 バーリー組合の状況

2005年4月 ドイツ ADAC(全ドイツ自動車協会)の検証テスト 、それからスイス velojournal 赤ちゃんを乗せる際にでBURLEY SOLO

2006年7月 バーリー マーケティングマネージャーのアクション

しかし、低品質/低価格での海外からの切り込みは続き、2006年、議論の末に、同じオレゴン州ユージンの事業家マイケル・コフランに会社を売却してBurley Design, LLCとなりました。マイケル・コフランは事業を見直し、バーリーのコア製品で会社の創業となったバーリー・トレーラーに集中すると発表(2006年9月8日)。2008年現在、バーリーが業界トップクラスの製品を維持していけるようにすることを目標として事業を継続中ということです。

トップクラスの会社とはいえ、企業経営というものは楽じゃないということですね。

2007年 バーリーリカンベントはレーザーから

(詳しくは社内事情を知るともの悲しくなる協同組合30年の歴史へ)


バーリー社のウェブサイト掲載のバーリー売却時の新聞報道 写っているのはマイケル・コフラン氏Michael_coughlin Burley_2007_news_1Burley_2007_news_2Burley_2007_news_3

新しいバーリーになって、最初の頃は、「バーリー社外でもつくるようになった。それはポートランドの方で。」といわれていましたが、その後、「シンガポールで作られているものがある」とか、「大阪の日本の会社から神戸の港を出て出荷されたバーリーデザイン社への納品物の出荷情報」などがでているところをみると、極東での生産もはじめているようです。

2009年のCPSCリコールで、d'LiteとSoloが「フィリピン製」と書かれています。CPSCですからこれは確実な情報でしょう。それとは別に、フィリピンから、神戸港に入って、そこからポートランドに向けて船積みされたようなshipping情報もネットにあります。これは、少なくともある製品はそういうルートなのか、ほとんどそうなのか、そこまではわかりません。ある程度確実な情報でしょう。さらに推測の域ですが、インドネシアが自転車生産の新しい工場になっているという全く別の情報と合わせて勝手に考えてみますと、製造がインドネシア、最終組立がフィリピンという可能性もあります。最後の点はなんの根拠もありませんけれど・・・

(2011.3 追加)2010年の商品のネット販売の画像に『QBP』の透かしがあるものをみました。気づいて検索すると、2007年10月1日からだそうですGene`s BMX News。これによれば、QBPを訪れたコフリンさんが、QBPの仕組みや、カルチャーや、顧客サービスの姿勢にいたく感激したのだそうです。QBPってだれ?と、日本製部品の輸入から初めて全米1になった創業者スティーブ・フラッグさんのお話も。QBPはアメリカでも業者で知らない人はいない、自転車関連商品流通の巨人。でも消費者にはほとんど知られていないのだそうです。ときどき、自転車リヤカーよりも自転車のステーションワゴン、xtracycleに子供シートをつける方を推薦という方がいます。大抵、パパさんです。それはXtracycleという自転車後部を延長する仕組みですけれども、それを使ったSurleyという自転車もQBPのブランドなんですよ。QBPはSurleyも販売しながら、Burleyも販売しているということです。といっても、QBPは自転車関連ならほとんど何でも取り扱っているということですけれど・・・ (Xtracycleの子供載せXtracycle PeaPod LT PeaPodって『豆さや』のこと。Giantがヨーロッパで2008年ごろまで販売していた自転車リヤカーもPeaPodという名前でした。ぜんぜん別物ですけれど。)


1996年から2007年までの判別チャート (クリックすると外部リンクBurleyのPDFへ

外部リンクBurleyidchart0307


2012年追加:YouTubeでBurleyで検索して最初にでて来たのが、このビデオ これは、チェコのバーリー取扱い元のアズプ社のアレシュ ゼマーネク(Aleš Zemánek)さん。 アズプは日本ではまずリカンベントで知られているようです。 でも、チェコの子供載せ自転車リヤカーの大卸元でもあるんです。 詳しくはチェコ Azub アズプで。
ラインナップ 2010年⇒2011年 (2011.3 追加)

インターバイクのメディア向け情報で最新を確認してください。2009年のリコールのためだとおもいますけれど、安全を重視したアピールをしています。

ロゴが一新されています。

Burleylogo

d'Lite ディ(ー)ライト:
一番高価な商品。でもこれが主力商品です。外観のデザインも変わりました。色が複数あるのですが、カバーの色違いが4種類だけで色変化をだすという、コスト削減策をとっているように思えます。
Bly0001gn

Burleydlitetrailerorange

Encore アンコール
ロゴだけの変更のようです。
Bt3101

ほかにSolo, Cub, Beeがあります。


かなり以前のCannondale Bugger

荷物用のTravoyが押し出し中のようです。荷物用ですが、Cargoカテゴリーではなくて、Travoyのために新しく分類されたCommute(通勤)カテゴリーです。キャノンデールバガースタイルです。日本でもお買いものに自転車をつかうみんながこういった荷物運び道具を使えるような走行環境になれば、自転車の事故がもっと減るのではないでしょうか。

Travoy_angle

Th_trailer_lineup勢ぞろいしたバーリー2011年モデルたち:左から、Cargo用Flatbed、Nomad、ペット用Tail Wagon、子供用Bee、Encore、Solo、D'Lite、Cub


2009年以前
  • d'Lite ディ(ー)ライト:

    アメリカで子供を乗せる自転車リヤカーといえばバーリー、そしてバーリーといえばこれ!という往年の銘機。Burley_trailer現在はサイド部分を張り出してひじ部分を広げ、サスペンションをより強化した快適な乗り心地が売りのハイエンドとなっています。この基本仕様に加え、かわいいトラのデザインを施した Le Tiger d'LiteやてんとうむしデザインのLady Bug(終了下を見て)や、ヘビーユースの欧州仕様Euro d'Liteがあります。 「誰もが納得する洗練された子供載せ自転車リヤカー」という評価が一般的(そうでないという人もいます)。価格は450ドル程。子供載せ自転車リヤカー/ジョガー/ベビーカーだけであればこれで決まり。それ以上のモバイルバリエーション機能(ハイキングとスノー)を希望であれば、同等品質のチャリオットへといわれていますが、会社を仕切りなおして自転車リヤカーだけに集中した2007年の2008年モデルからはスキーキットも発売しました。

    2008年モデルのデライトd’Liteはサスペンションシステムが新型になったこととシートのリクライニング角度がより深くなったことだそうです。d'Liteというネーミングですが、オリジナルのBurley-Liteのデラックス版"delux Lite"という意味と喜びdelightを掛けたものなんでしょうね


  • D'lite ST STはSmart Transportで2009年からの新企画

    フランスの自然志向旅専門誌 カルネダバンチュール Carnets d’Aventures (冒険手帳)でのテスト2009年 写真掲載枚数28枚!!
    Dlitestcomp

    ビデオ4本 箱から出してすぐに使えるようにオプションの2つ、自転車接続オプションとベビーカー(ストローラー)オプションが最初からついているというものです。ベビーカーオプションがついてお値段は自転車接続オプションのみでお買い得モデルということです。STではシートが違うようです。安全ベルトのパッドは取り外して洗濯できるようです。プッシュボタン式の車輪も新しくなったということで、取り外し、収納、組み立てがより楽になったといっています。ホイールガードもついた連結棒で、こちらも取り付けが簡単になったということです。STモデルはソロでもできました。カバーの色もいままでの青&黄に加えて、渋めの赤&灰もできたようです。
  • Solo ソロ: 一人用d'Lite。d'Liteに次いでできたモデル。
    Burley Solo 2008
    Burley Solo 2007

    かなり前からあるようです。左の画像は上が2008年モデルです。2007年モデルからこのデザインに変更されています。下は2004年-2006年モデル。かなりスッキリなデザインで、現在も継続販売されているBee(下)のスタイルが同じスタイルですね。現在のモデルではシェル形状やシェルカバーのデザインに手が入れられています。

    2009年8月19日 US CPSC 「d'Lite ST、Solo STの2009年モデルあわせて約2700台に自主回収。車軸部品が緩む可能性があり車輪が外れてしまう危険。実際の被害報告は無し。2009年モデルのみで、シリアルナンバーの頭がD939かD948で始まっているもの。アメリカ全土では2008年11月から2009年6月まで販売されたもの。製造国はフィリピン。使用者は使用を中止して、バーリーデザインに連絡して無料修理キットを入手するか、小売店で無料修理をすること。」だそうです。
  • Encore アンコール: Burley_lite_usa_07_mサイドの張り出しのないd'Lite。Beeとアルミスポークホイールが異なる。アンコールという名前は、たぶん、これが昔ながらのd'Liteなのでしょう。ヨーロッパではバーリー伝統のLite名で販売されています。
  • Bee ビー: 最もベーシックなグレード。シンプル、耐久性、信頼性のバーリー子供載せ自転車リヤカー。シーズンに数回の使用であればこれでもいい。BeeはEncoreと車輪が異なるのみ。こちらはマグホイール(プラスチック)。(Beeにストローラーキットを同梱したBurley_honey_bee honey beeあり) >InSTEP/Schwinnの各製品が同等レベル。ただし、InSTEPは保証が1年。Schwinnは5年。バーリーは限定事項ありですが生涯保証(Limited Lifetime Warranty、他人譲渡では効力がなくなります。そうでなければ生涯保証)、しかも、少なくとも以前はアメリカオレゴン州でのハンドメイドでした(いまは海外外注のようです)。チャリオットのキャディも同等。

  • Cub カブ: 2重構造プラスチック床で耐久性と掃除のしやすさ。 Burleycubsranimated2005年のドイツADACのテストでは比較モデル中「特に推奨」するモデルで第一位でした。プラスチック床の形状がツバイプルスツバイのキディバン101とおなじように見えるのですが、その関係は不明です。2007年の2008年モデルからラインナップから消えました。(製造終了)・・・だったのですが、復活しています!

    ずっと下にあります
    Dutch ID Amsterdam Line Cargo XL
  • Lady Bugd'Liteにてんとうむしを模したデザインでd'Liteより高値で販売されていた。いまはトラのデザインのTigerになっています。 List $500(終了) (外部リンクTigerユーザーのブログ英語)Burley_design_lady_bug_child_bicycl

    以上が子供載せ自転車リヤカー。

  • スキー用キット:We! Ski Burley_we_ski_kit いままでこれがなくてチャリオットに流れていたユーザーを確保するためでしょうか
  • 子供用のほかに、荷物用Nomad/Flatbedとペット用TailWagon/Roverがあります。

    他に前輪がなく大人の自転車の後ろにつなげるトレーラーバイクtrailer-bike(タガロンtag-a-long )のkazoo、7段ギアのpiccoloがあります。


    バーリーのtag-a-long
    Piccoro ピッコロ (子供載せ自転車リヤカー以外では新生バーリーでは当初これだけからはじまりました。) Burleypiccolotrailerbike
    バーリーは他にリカンベントやタンデムなども造っていました。

    トレーラーサイクル(Trailer cycle)という名称でDonald A. Georgeさんが発明者として1996年9月に特許申請された『後輪ハブ軸の真上という、ヨーが低い、首振りがすくない位置に連結器を置いたデザイン』のものです。(自転車リヤカー技術の変遷)

    トレーラーバイク ピッコロユーザー記 Rans Rocket, Burley Piccolo, Dymotec 6 Sidewall Generator 気が付いたことがいろいろかいてあります。

    1986年にカナダでアダムズさんという人が作り始めたものがちゃま調べでは最初です。これはNorcoノーコという会社が買収して、「Adams Trail-a-bike」として販売されています。「Adams Trail-a-bike アダムズ トレールアバイク」 と 「AdamsとNorcoの関係」


    US、カナダに多数のディーラー。ベルギー/オランダに17、ノルウェーに2。他にオーストラリア、チェコ、デンマーク、フィンランド、ドイツ、イタリア、韓国、ポーランド、シンガポール、スロバキア、スイス、イギリスに各1のディーラーがあります。(2008.1時点) ドイツのカタログ:produkte24に掲載


    外部リンクバイシクルトレーラー.comでのバーリー紹介
    バーリーは、業界の最高基準となるつくりで、リセールバリューはプレミアム。それは品質が他社と段違いであるためです。バーリートレーラーは、最新の設計変更で、ドイツ安全基準の45度角300ポンド垂直力試験に合格した世界で唯一のトレーラーとなりました。 バイシクルトレーラー.comは、当初よりバーリーのディーラーでしたが、これは2006年のバーリーの経営権移転後もまったく変わりありません。出荷問題と社内の財務問題のためバーリーはオレゴンの企業家マイケル・コフランに売却されました。「お客様へのサービスを第一にしたい」とコフランがいっています。バーリーは現在、製造のアウトソーシングを始めています。組立て(サブアセンブリー)の一部と布地関係/縫製関連のほとんどが対象となり、いままでオレゴンの本社拠点ユージンでおこなっていたものを、オレゴンのポートランド(の外部会社)でおこなうようになりました。最終組立と品質管理は従来どおりバーリーファシリティでの社内作業として維持しています。 バーリートレーラーは現時点のASTM安全基準を満足しています。 2007年の改良点
    • より強いフレームとなり300ポンドの垂直力試験に合格
    • 折りたたみ機構が「ユニバーサル」となった。これは少ない部品で構成されるようになったということ。
    • 合金トレーラーヒッチがあたらしくなった。Quintana Roo(QR) バイク(トライアスロン用バイク、クインタナルーと英語読みで呼ぶけれども本当はメキシコの地名でキンタナローと読む)やディクスブレーキ付き自転車でも使えるようになった。(クインタナルー創業者ダン・エンプフィールドさんの「自転車ビジネス」のお話

    Burley_baby_snuggler

    Burley_storagecover

    赤ちゃん用シート(スナッグラー)と使わないときのカバー
    d'Lite Comfort デライトのデラックスバージョン 2007年モデル
    Burley_dlite_comfort Burley_dlite_child_trailer_2007_fol Burley_dlite_child_trailer_2007_rea Burley_dlite_child_trailer_2007 イギリスの人で、2003年時点で、d'Liteを使って10年目という人がいたのでd'Liteは本当に長い歴史のあるモデルなのでしょう。この人はディスクブレーキの自転車への取り付けのためにバーリーは別売りのヒッチをだしているけど、自分はWeberベーバーのを使った。これはとても取り外しが楽だといっていました。 現在ヨーロッパのバーリーではWeberのヒッチをオプションで販売しています。Weberのヒッチと幼児用シートは欧州ではどこでも取り扱っている定番中の定番、安全安心ブランド中のブランドですね。 2005年4月にADAC(全ドイツ自動車協会)がおこなったモデル比較では強化プラスチックの床をもった唯一の機種、バーリーカブ(Burley Cub)が「自信を持って推薦できるモデル」を獲得しています。 しかし、2006年3月ごろのスイスの自転車雑誌VeloJournal(ベロジュルナール)誌に掲載されたモデル比較記事では、チャリオット、キッドカー、ビンタなどと比較されてそれらより点数がよくありませんでした。チャリオットの複数モデルに負けています。この時期にチャリオットががんばったことがわかります。財務状況悪化からきた開発停滞でしょうか。売却後の2007年モデルは改善されているようです。


    Burley Roo

    1993年にはプラスチック床のBurley Roo バーリー ルーが250ドルほどで出ていました。これは現在のカブにつながっています。

    Burley_roo1Burley_roo3Burley_roo4Burley_roo2



    Burley Cub 1997

    1997年にはプラスチック床タイプの新式を特許申請し、1999年に特許取得しています。これがCubになったようです。上のタイプはプラスチックタブの外側をフレームで囲っていますが、これはそうされていません。見栄えもかなりよくなっています。 Burley_pat19991Burley_pat19992 Burkley_cub_oldmodelBurley_cub_oldmodel_folded 現在のCubカブは上の方へ

    Burley Bravoバーリーブラボー
    Burley_bravo これはBurley Bravoバーリーブラボー。350ドルクラスの製品。 車輪が脱落する報告を一度受けたバーリーが2000年7月に自主的なリコールをした製品。一度受けただけでもきちんと調べたから自主的なリコールをしたのでしょう。生協やJTと大きな違いですね。1999年11月から2000年6月までの2200台です。りっぱな対応ですね。ピンチをチャンスに。こういった対応がバーリーのリセールバリューを高めて、購入者をひきつけるわけですね。と、書きましたが、 1998年3月のアメリカ最初の自転車リヤカーのリコールでもカナダのNorco社のUS拠点は事故はひとつもなかったらしいですが(たぶん壊れたとの報告を受けて)リコールをおこなっています。このような消費者保護の観点の情報公開がおこなわれるところがアメリカ合衆国全体の態度なのでしょうね。Burley Bravoバーリーブラボーのユーザービデオ この時期のバーリーのデライトとソロのスイスでの比較記事が スイスの自転車雑誌のVeloJournal(ベロジュルナール)誌の2001年時点のモデル比較に掲載されています:ここではLeggero レジェロ、Chariot チャリオット/シャリオ、Wintherビンタ、Weberベーバー、Vitelliフィテリと比較されています。
    Burleyのクイックリリース式連結器(hitchヒッチ) 1998年特許 Burley_standard_hitchバーリーはスプリング(ばね)を利用した連結器を開発(1987年特許申請88年取得)し使っていました。これはチェーンステイと呼ばれるペダルクランク部と後輪車軸との橋渡しをしているフレーム部分とシートステイと呼ばれるシート下から後輪車軸に斜めに降りているフレーム部分の角に取り付けて連結します。その首のところはスプリング(ばね)になっていて、自由に折れ曲がるようになっているので、自転車の動きにリヤカーが緩やかに反応でき、また、自転車が転倒するような動きに対してもリヤカーは影響を受けない、しかも、機構的にはそれほど複雑でない、というものです。2007年には14年という米国特許保護期間も過ぎています。 さらに1998年にこの車軸取り付け型連結器をオプションとして販売しました。先のチェーンステイ取り付けでは、後輪ディスクブレーキ車など、自転車左側の後輪車軸周辺に装備がある場合にクリップ止めができないという状況があったのですが、車軸に取り付けることでこれを解決しました。今度はこちらは、クイックリリース車軸でなければ車軸上への取り付け取り外しが簡単にはできないという点があります。 さらにいろいろな取り付け方法があります。左の1が上記1998年式バーリー。2は1987年式の連結器に取り付けるやり方。5はドイツのWeberベーバーの連結器で、ヨーロッパではほとんどのメーカーがオプション販売、ほとんどの販売店がこれを取り扱っているものです。ドイツバーリーもこれをオプションとして販売しています。つけはずしが簡単で、しかも一番信頼性の高い連結器として評価も高いものです。

    Burleyhitch_newtype


    創業者Alan Scholzアランショルツについて Alan Scholzアランショルツはノースダコタ州ファーゴの生まれ。ボーイスカウトの技能賞を取るためにサイクリングをはじめて、自転車にはまり、両親の援助で16才にクラブ、17才でスキー&バイクショップをオープン。弟のハンツ当時若干7才も手伝ったということです。奥さんとなるBeverlyがオレゴン州ユージンのコースが気に入り、アランもユージンへ。トレーラーは長女のHannaハンナのためにつくり、のち、次女のFraedaフリーダものせるため改良。アランは、再びハンツとともに、Green Gear Cyclingグリーンギアサイクリングという折りたたみ自転車の会社を創業。この会社の自転車は、ロビンソンクルーソーにちなみBikeFridayバイクフライデーと呼ばれているとのこと。バーリー社とバイクフライデー社は近い場所にあります。日本にhttp://www.bikefriday.jp/がある。

    アランショルツの経歴詳細=>Bike Friday

    バイクフライデーについて要領よくまとめられた日本情報はろーにこにこおんらいん

    以前のバーリーロゴBurley_logo_2007


    「BurleyバーリーとCroozerクルーザー(のOEMKidarooz)とをユーザーが比較した話」はKidarooz キッドアローズ

    スウェーデンのバーリーユーザー 双子ちゃんがかわいい


    2008年モデル
    機能比較D'LITESOLOENCOREHONEY BEEBEE
     子供の数1-211-21-21-2
    サスペンション   
     軽量アルミフレーム
     600デニールポリエステル
    耐久型防滴布地
    新&改良リクライニングシート   
    シート調整  
    デラックス防水ジッパー2イン1カバー  
    ベーシック2イン1カバー   
     日よけ(サンスクリーン)調整型  
    改良ヘルメットくぼみ
    (レセストヘルメットポケット)
     
    デラックス着脱式パッド付シート  
    デラックスパッド付安全ショルダーハーネス   
    ベーシック座面とストラップがパッド付   
     車輪ガード
     側面と後部の窓は遮光  
     網目シート
    (「Flowthru
    フロースルー」)
    改良室内収納ポケット
    水筒入れ付き
    21211
    後部収納ポケット
    水筒入れ大人用
      
     ハンドル(調整可能)
    駐車ブレーキ
     
     ベビーカーキット付属 
     ジョガーキット  
    スキーキット  
     収納カバー
     安全旗

    2007年発表の2008年モデルが上記表です。2008年モデルではCubカブがモデルから落ちました。自社ウェブサイトには掲載されつづけていますが、これは販売の後押しをするためのもので、在庫限りです。(他者の例からも在庫限りといってもかなりの年数販売されていることがあるようです。) また、サスペンションがかなりのモデルに採用されています。カタログには記載されませんが、ドイツなどでは販売上デライトのサスペンション無しをデライトクラシックとして販売しています。『11,5 kg (d’Lite Classic) und 13,2 kg (d’Lite Suspension, fahrfertig)』 アンコールにはサスペンションなし、シートリクライニング機能なし、パッド付安全ベルトではありません。ハニービーやビーはお手ごろ価格ですが、バーリーというだけで購入すると”遮光カバーがない”などとがっかりするかもしれません。機能に納得した人が買うのがバーリーの下位モデルという感じがします。バーリーという評判が立ってしまっているために、それだけ下位モデルは”目の利く人向け”と考えたほうが、選ぶ人の期待を裏切らない推奨文句だと私は思います。

    仕様D'LITESOLOENCOREHONEY BEEBEE
    重量(車輪付)2823.5232520
    重量(車輪無)15.913.812.912.511.2
    重量(ベビーカー時)3025.525同上なし
    重量(ジョガー時)34.329.329.3なしなし
    重量(スキー時)22.220.119.2なしなし
    長さ3535353535
    全幅31*12730*13030
    肩位置室内幅26.5*118.522*12222
    座面上高さ2526252525
    地上高3736373737
    収納時35x31x12.535x27x1235x30x1235x30x1235x30x12
    積載重量10075100100100
    車輪20インチ
    アルミ合金リム
    QRハブ
    20インチ
    コンポジットリム
    QRハブ
    *1 デライトとアンコールは車幅は1インチ違いなのに室内幅は4.5インチも違う
    バーリー自転車リヤカー以外の過去の製品
    • 雨具 バーリーの雨具はとても評判でした。ゴアテックス以外の布地では最高という評価で、蒸れずに快適だったとのことです。
    • タンデム自転車 外部リンクThe physiological effects of cycling on tandem and single bicycles (British Journal of Sports Medicine)
    • リカンベント自転車:2000年から発売。2006年終了。2007年にテネシーのRazor's Engineeringに売却されて、2008年中には改良して発売といわれていましたが、2009年1月初旬時点でまだ市場投入されていないようです。
      • Django (SWB)
      • Hepcat (SWB)
      • Limbo (~2004) 
      • Canto (SWB/MWB 1200ドル~)
      • Taiko (SWB/MWB 2000ドル~)
      • Nasoke (1400ドル)
      • Spider (1800ドル)
      • Adirondack
      • 2003
        • Koosah クーサー[オレゴンの滝] (LWB) Razorから継続予定
        • Jett Creek ジェットクリーク Razorから継続予定 (外部リンクUser Photo)
      SWB:ショートホイールベース MWB:ミドルホイールベース LWB:ロングホイールベース
    • ロードバイク 2003 road bike debut
      • Wolf Creek with Shimano Dura Ace components US$2,999
      • Fox Hollow with Shimano Ultregra US$1,899
      November 22, 2002 Burley's real steel Wolf Creek 外部リンクcyclingnews.com 2002.11.27

      Wolfcreek03

      Fox Hollowのユーザー評価 外部リンクroadbikereview.com Lemond steel bike, Raleight R700 , Trek 2100が同等品とのことです


    外部リンクユーザー socaltrailriders.org  craigslistで中古購入 でも新型です(09/09/15)
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