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Reisemobilライゼモビール(旅車)よりWohnmobilヴォンモビール ~ キャンピングカー

ファーストカスタムのグランドロイヤルというキャンピングカーは、ドイツのライゼモビールを実現したかったとか読んだことがあった。ライゼモビールとは旅の自動車のこととかいっていたけれど、キャンピングカーとどう違うのかと思っていた。

『ライゼモビールとは旅の自動車という意味のドイツ語だ。ファーストカスタムはキャンピングカーというのではなく、このライゼモビールという概念を実現する車としてグランドロイヤルをつくった』と、オートキャンパーだったかで読んだとおもう。

これを聞いたとき、旅の自動車ってそれ自体が用語になっていることにちょっとかっこよさを感じた。最近旅車とか旅ぐるまとかいう呼び方もよくみるけれども、このライゼモビールの影響をうけているんだろう。『さすらい』という言葉に哀愁を感じるようなものに近いかも。やっぱり日本人だなあ。で、無意識にこれからはライゼモビールだぜみたいな感じで思っていたら・・・・


・・・・それは勘違いだったようだ。

最近、ドイツ語を調べるようになって、Wohnmobilがキャンピングカーをさす言葉と知り、一方、トレーラーはCaravan(キャラバン)というのが一般的だとずっと思っていたのに、Wohnwagenが一般的なのだとか。

Wohn ヴォン < woh・nen ヴォーネン = Live  生活する
mobil モビール= move 移動する 

それで、グランドロイヤルのめざしたReisemobilはどうなのか。すると、ドイツ語Wikipediaにちゃんとあった。

Reisemobilとは、もともと、住むこと(炊事、就寝など)ができる乗り物のことを指すが、旅、つまり運転ということに対してより重点がおかれた言葉だ。後に、トイレがつくようになった。住居自動車と旅自動車の主な用途は、現在では、キャンプとバケーションだ。ドイツでは、生活のために使用することはほとんどなくなっている


ベース車輌は鉄板で覆われたkastenwagen(box car=箱車=バン)。対して、キャンピングカーは、組み立て備品がサンドイッチされたもので、この点はキャラバンと同じ。
架装は個別の手作業だが、使用されるベース車輌は大量生産される車輌だ。対して、キャンピングカー:大量生産されたシャーシ上に生活用品が少量生産で架装される。
そのため、通常は、キャンピングカーより幾分小さめ。よりコンパクトなので日常生活で使用される。キャンピングカーよりも運転性能がよい。

この用語(Reisemobil ライゼモビール)は、車輌メーカー、技術系雑誌、官庁、企業などが公的な場面で使用することが多い。一方、Wohnmobilは感情を表現する時に使用され、キャンピングクラブなどや、私的な場面で(業界の定義上の厳密な意味でのライゼモビールおよびヴォモの)どちらを呼ぶのにも使用される。つまり私的な口語での用語として使われている。

キャンピングカー(Wohnmobilヴォンモビール=直訳living car=日本語のキャンピングカー | WoMo ヴォモ)と旅車(Reisemobil ライゼモビール)とは外観およびデザイン条件が大きく異なるのにもかかわらず、その違いの区別は、キャンピングカーの定義としての(アルコーベン、ハーフインテグレート、インテグレートさらには同義語であるカステンヴァーゲン)というタイプに含まれてしまう。

とか。きっとこの訳はめちゃくちゃだろうし、意味もわかったようなわからなかったような感じだけど、文字だけで生活車と旅車のどっち?といわれたら、日本人なら旅車をとるだろうけど。実際のドイツではライゼモビールはお堅い業界用語であって、一般にはヴォンモビールを使うということだ。それもWoMo ヴォモと訳して使うのがそれらしい。日本でも旅ぐるまなんていっているのは、はやらないJRVAの企画だったりするし、一般人はキャンカーっていっていたりするから、それはおなじだな。

(ところでライゼモービルよりはライゼモビール)


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