自己紹介文

sylvania_camping


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ぼくはフォルクスワーゲン ユーロバンキャンパー。米国フォルクスワーゲン(VWoA)の企画による製品で北米だけの販売。アメリカでは短くEVCと呼ばれている。

家系






<イントロ>

フォルクスワーゲン(ビートル)の次のモデルとして1950年から作られた商用車で日本でよくワーゲンバスやマイクロバスといわれるものの4代目にあたる車(*1)をベース車両として米国フォルクスワーゲン社がウィネベーゴ社に製作を依頼しキャンパー仕様に仕立てて販売したのがユーロバン・キャンパー。北米専用車。なんでもアルファベット頭文字で呼びたがる米国だから通称はEVC。1994年に1995年式モデルとして発売されて、2003年式モデルまである。

(*1:T4[テーフィーア](T4のTはTransporter[トランスポルター]のTの意味)でトランスポーター4代目の意味。車名ではなくデザインプラットフォームに付けられた名前。)

フォルクスワーゲンAG傘下にはさまざまなブランドがありゴルフやパサートを販売しているフォルクスワーゲンブランドや、各種アウディ車を販売しているアウディブランドなどのほか、ランボルギーニやブガッティなんかもそう。だけど、ワーゲンマークのついた商用車はそのフォルクスワーゲンブランドではなくて、それとはまた別の『フォルクスワーゲン商用車ブランド』というとことが出している車をベース車としている。わかりづらいんだけど、フォルクスワーゲン商用車ブランドでだしているT4[テーフィーア]ベースの車にはたくさん合って、乗用モデル(代表車はカラベル)もあるしキャンパー(代表車はカリフォルニア)もある。EVCはそのなかのどのブランドの車でもない。

アメリカ国内販売車
EVCは米国フォルクスワーゲン社、Volkswagen of America(VWoA)が自社で企画した車なので、ドイツのフォルクスワーゲンAG傘下の販売系ブランドとは直接関係がない。(詳しくはマトリックス/EVC) ドイツと関係があるのは製造系。EVCはドイツのフォルクスワーゲン商用車ブランドが『生産』した商用モデルの一つ『トランスポルター』のさらにいくつもあるモデルの一つ『カステンバーゲン』を使っているというところでのつながりだけ。カステンKastenとは箱boxのことで”箱形状の車”ということ。基本は荷室に窓がなく、フロントと運転席部分だけサイドに2枚計3枚の窓のやつをいう。これは英国流でパネルバン、米国流でデリバリーバンといわれる。

EVC
=(ドイツVW製カステンバーゲン
+米ウィネベーゴのキャンパー架装)
managed by VWoA
米国のVWoAがこのカステンバーゲンを輸入し、米国のRVメーカー、ウィネベーゴに生産委託して、販売はVWoA。だからEVCの製造は米国のVWoAの(ウィネベーゴに支払う)経費だろうし、EVCの売上は、VWoAの販売売上ということになるし、間接的にはVWoAが取引しているドイツのフォルクスワーゲン商用車ブランドの商用モデル、カステンバーゲンの卸販売としても計上されていると思う。VWoAはカステンバーゲンを米国内で販売していないから、ドイツからのカステンバーゲン輸入はすべてEVC用だ。(ちなみにリアルタはヘッド部分だけの輸入。2台分が前後反対向きで連結されて船積みされてくる。この様子は面白い。長尺モノの架装業者向けシャーシ提供はこのやり方。前にネットでこの写真を見かけたけど、そのときはこれだと知らずに素通りしたのが悔やまれる。)

このベース車T4[テーフィーア]は90年年にそれまでのリアエンジンリアドライブをやめ初のFFとして発売され、2003年まで販売されたもの。そのモデルも商用、乗用、キャンパーとさまざまにある(詳しくはマトリックス)が、VWoAはそのうちの商用モデル、カステンバーゲン(パネルバンという意味)を使ってEVCをつくらせた。VWoAはEVC以前の2年間は単にドイツVW商用車部門が作ったキャンピング仕様を売っていたのに、米国では価格が高くなりすぎて売れなかったために、わざわざ(やむなく?)自分のところで作ったもの。ドイツVW商用車部門がウェストファリアに作らせたのは乗用のカラベルがベースだったからベース仕様としてもドイツの方が贅沢仕様なわけだ。EVCがカステンバーゲンでドイツのはカラベルというのは対照的。米国はどちらかといえば大きさをとった。ロングホイルベースだから。自分のところで作っているVW商用車部門と、他部門から購入するVWoAとの厚い壁だったとも考えられるかも。

ワーゲンバスやマイクロバスといわれるモデルは、フォルクスワーゲン社の型式?でいうと独 Typ 2[2型]- 英 Type 2[タイプツー]といわれている。Typ 4は別の車種。T4は、独 Typ 2 T4 - 英 Type 2 T4) 日本ではType 2とかタイプ2と表記されるか、ワーゲンバンとかワーゲンマイクロバスとかが多いかな。

日本へのEVC輸入は、キャンピングカーの輸入が増えたバブル末期の時流に乗り行われたようで、たとえば、東和モータースでの94年夏の広告からはこんな感じ。うちのと同期のモデルが468万円だった。同じページでリアルタが635万円。いまドイツVW純正のT5ベースのキャンパー、今のほうがバブルなのかと思わせる値段だ。東和モータースのカリフォルニア 850万デンソンモータースの”カッリフォルニア”650万から690万円と開きがある。デンソンの方が安く見せたい(つまり800万は高すぎる)という気持ちは伝わってくる。


<Typ 2について>


Typ 2とは正式車名ではない。現代的な言葉でいえばプラットフォーム名と言っていいと思う。フォルクスワーゲンの2番目の車の意味の社内呼称で、VW社内の型式の一桁目に表示されている。日本語で言えば2型。カブトムシは1型。製造仕様としてはこの後につづく2桁とあわせ211とか221とかパネルバンkastenwagenとかマイクロバスkleinbusとかその仕様が細かくなっていくが、T1、T2まではおなじフォーマット。T3はこれが25x(一部24xもあり)。だから英国ではT3はT25と呼ばれる。T4はこれが70になった。T3の時代から米国で使われていたVIN(Vehicle Identification Number:車輌認識番号)が国際車輌番号としても使われるようになり、フォルクスワーゲン社もこれにならったためフォーマットが変わり、25や70はこの新しいVINフォーマットに埋め込まれることになった。(ドイツではVINはFIN - Fahrzeug-Identifizierungsnummer[ファーツォイク(車両) イーデンティフィツィーロン(ID) ヌマー(番号)])型番からするとT4は70型(一部7D[デー]あり)なのだが、従来からの小型の商用車全体をTyp 2 Type 2としてこのシリーズを表す言葉として使われている。でもドイツではBulliやBullyが一般的。ドイツ人欧州人がBulliという感覚は日本でワーゲンバスという感覚ににているかもしれない。空冷だけにこだわる人も欧州でもなかにはいるようだが一般的にはT1からT5まで全部Bulliですませられる。そこが日本は違う。


<T4について>

このT4[テーフィーア]もプラットフォーム名で、車名じゃない。ドイツ統一前夜、まだ西ドイツのフォルクスワーゲン社だった1990年9月15日、T3[テードライ]後継として発表された。90年最大のニュースとも「一部」でいわれた。10月3日にドイツ統一。そして12月頃には販売開始されたらしい。ドイツ本国での車名は、乗用が、VWカラベル、VWマルチバン、キャンパーはVWカリフォルニア(仕様によってこの後に、なんたらとつく)、商用となると、VWカステンバーゲンとか、架装の種類によってさまざまに車名が違う。[ Typ 2 T4 ] で、英国では乗用/商用のどれもが車名はトランスポーターTransporterで一貫している。

日本では、同型のショートホイールベースタイプでカラベルGLに相当する単一仕様がVanagon ヴァナゴン(バナゴン)という呼び名で1994年から3年間だけ販売された。Vanagon ヴァナゴン(バナゴン)という名前は前モデルT3の日本での車名だったので車名だけ言うと人によって想像する車がちがったりする。(うちのEVC、お世話になったクルマ屋さんはみな(ユーロバンではなく)『バナゴン』と呼んでくれます。

(ちなみにこのバナゴンのもともとVanagonはT3の北米での車名として使われたもの。米国でもCaravelleがつかえなかったよう。(カラベル船)T3は日本ではドイツ名のカラベルとしてヤナセが販売していたが、その後ヤナセとVWJの併売時期に、VWJが米国名のVanagonで販売したらしい。カラベルは日本での既存の商標にひっかかったのかな。もしかしたら、無理やり日本に乗り込んでこようとしたVWにヤナセが商標譲渡をしなかったのかもしれない!それで日本のT3中古市場ではカラベルとヴァナゴン(バナゴン)両方にお目にかかる(ヘッドライトの違いでみわけるんじゃないよ。ライト丸目は前期型、角目が後期型だよ。ただし継続生産された南アフリカ工場生産は別。)。その後継だからかT4をヴァナゴンとして販売したのはフォルクスワーゲンジャパン。T4をヴァナゴンと呼んで販売したのは日本だけ(だとおもう)なので注意。)=>[ ブログ内参考ページ カラベル船 | 取説ではVanagonだった ]

うひゃ~、わかりづらい。T3をVanagonヴァナゴンと呼んだのも北米と日本のVWJだけだし。世界的にみればT3をVanagonヴァナゴンというのもマイナー。T4をユーロバンというのもマイナー。T4をVanagonヴァナゴンというのは日本だけだからもっとマイナー。じゃあなんて呼ぶ?


<ユーロバンについて>

93年モデル: ドイツフォルクスワーゲンカルフォルニアコーチ を カナダで販売
94年以降: 米架装EVC と ユーロバンウィークエンダー(ウェストファリア架装ポップトップ付マルチバン)の併売
日本でキャンパー系の広告でキャンパー仕様のT4ウェストファリア仕様を『ユーロバン』といって販売しているのを結構目にするね。元は『フォルクスワーゲンカルフォルニアコーチ』という車名だけど、これの北米仕様が『ユーロバンCV』。ウェストファリア仕様のT4キャンパーでユーロバンという名前で販売されたものは『93年モデル(92年から93年にかけてのモデル)でカナダでのみの販売のクルマ』しかない。米国では販売されなかったし、94年以降は北米ではウィネベーゴ架装のEVCに移行しちゃった。つまり、米国ではウェストファリア仕様T4モデルのカリフォルニアコーチは一切販売されていない。マルチバンは『ユーロバンMV』という名前で93年モデルとして販売された。94年モデルはなく95年モデルからEVC発表と同時にウェストファリア製ポップトップをつけた『ユーロバンウィークエンダー(EuroVan MV with Weekender Package)』が普通のMVと併売されて、2003年までつづいていた。マルチバンにはポップトップがついている仕様とついていない仕様がある、だから『北米T4キャンパー』とか『ユーロバンのキャンパー仕様』と表現したとき冷蔵庫やガスレンジのついたキャンピングモデルととれば、北米で販売されたモデル(つまりユーロバン)ではCV(93モデル)とEVC(95、97、99、2001、2002、2003年モデル)しか含まれないけど、一方、ポップアップルーフがついていて寝泊りできるモデルととるならば、CVとEVC以外にもMV(ポップトップ付)(93モデル)とウィークエンダー(ポップトップ付)(95、97、99、2001、2002、2003年モデル)まで含むことになる。

ドイツやイギリスなどヨーロッパで販売されたもの、それからオーストラリア、その他の国で販売されたT4は、ユーロバンじゃない。[ Typ 2 T4 ] (オーストラリア製TRAKKAをユーロバンとして販売している老舗もあるくらいなので2006/6時点 2007年更新)

というわけで、プラットフォーム名といってもいい『T4』が一応、万国共通用語として使えるのかな。でも米国のevupdateではT4って聞いたことないなあ。米国では通じないかも。米国のユーロバン乗りならT4はヨーロッパの車をさすことになるだろう。

で、『ユーロバン』というと【T4北米仕様車】を指すことになり、EVCとくれば、間違うことなく【T4北米キャンパー仕様車】となるわけ。(1993年に販売された欧州仕様ウェストファリアキャンパーはユーロバンとして販売されたキャンパー仕様車であるには違いないけど「ユーロバンCV」という名称で販売されたのでユーロバンキャンパーという名前ではないよ)

これまたちなみに、米国でも『ユーロバン』はマイナーだから、補機ベルトの交換くらいの*普通*の車いじりを女の人でも普通にするお国柄なのに普通の人に『ユーロバン』といっても通じないらしい。(VWディーラーでミニバンあるかって聞いたら、ないっていわれたとも)

日本では、ワーゲンバスというと空冷リアエンジンのそれもT1、T2を指すことがほとんど。たまに、T3までが含まれることもあるけど取り扱いはおまけ的がおおい。さらにT4となると日本のメディアではワーゲンバスとは呼ばれない。どうもメディアが空冷リアエンジンの枠で壁を作っているように感じるなあ。だからだと思うけど、個人のWebやBlogでも『Type2ワーゲンバス』というと、空冷リアエンジンのT1、T2がほとんど。Type2は1970年代で終わったみたいに書いてあるのも多いのはメディアのせいじゃないかな。もっともメディアは消費者の鏡?それとも広告主の鏡?後者に一票。さらに、VWJの取り扱いもそれに輪をかけていて、『水冷』の輪でもまたなかなかお目にかかれない。ニュービートル、ゴルフ、パサート、トゥアレグといったラインがメインのメディアでのヒストリー特集ではよくて一行の文章だけで写真がない。消し去られようとしている存在・・・・

Type2タイプ2と呼ぶこと自体、米国文化にひきづられているのだが・・・

ドイツ本国、すくなくともヨーロッパ諸国、そしてオーストラリアでは、VW社商用車のメインストリーム。ユーザーの立場でもVWのバスといえば、T4はもちろん、あたらしいT5もりっぱに仲間。

もちろんUSでも。おっと、USではT5がまったく輸入されていないからT4までか・・・。とおもったら、USでは、Type 2はVanagonまで、Eurovanから先は別物としてとらえている考え方をする人が多い模様。ドイツ本国では、Typ 2として、T1からT5までを取り扱っている。日本のメディア関係者はUSを向いて語っている人が多いということで理解すべきか。

ところで、フォルクスワーゲンアメリカが米国専用仕様として製作中と2001年に発表した新型マイクロバスは、すでに2003年頃には中止が決定していて、T5も輸入されないことも決定していて、米国でのユーロバン後継はクライスラーミニバンにVWエンジンを載せたものとなるそうで2008年モデルといわれている。

もうひとつ、ユーロバンはまだ死んでいなくて、メキシコではT5をユーロバンとして販売中。だから、米国でユーロバンとしてクライスラー共同モデルが出たとしたら、別々のユーロバンとなる。


<Typ 2の細かいところ>

本来の意味でのTyp 2とはVW社内用語で49年当時に、Typ 1とよばれていたVWビートルの次の型なので2型という意味だった。個々の車両では2xxという3桁数字で基本仕様が表現され、Mオプションで詳細仕様が表されて生産指示に回っていたらしい。また、公式表示ではシャーシナンバーの頭一桁目が2となっていて、これは車にプレートとして掲示されている。これが時代を経て、シャーシナンバーが世界標準にあわせVIN(FIN)17桁表示で7桁8桁目の2桁表示になったことからなのだろうが、生産指示用の表現もT3まで2xxだったのがT4からは70または7Dとなり、この2桁がそのままVIN(FIN)の7桁8桁目にも使われている。だから、これだけをみると、Typ 2はT3まで、70/7DとなったT4以降は別と見る人がいる。VIN(FIN)はT3時代の1980年から使われているのでT3はどうしていたかというと、2xxが248や249, 251, 252とかだったらしいが、VIN(FIN)表示は25だった。英国ではT3と呼ばれずにT25と呼んでいるのはこのことかららしい。ちなみにTxと呼んだのもT3からだとのことで、さかのぼってT1とT2といわれた。最初からT1があったわけじゃなく3世代目になった時に以前のものもまとめてシリーズものとして呼ぶようにしたらしい。TはTransporterトランスポルターでxは世代をあらわす。VWNのCronikではDer Transporter der 1. Generation.(でぁ トランスポルター でぁ エぁステ ゲネラツィオーン)もしくはDer 2. Transporter-Generation.(でぁ ツヴァイテ トランスポルター-ゲネラツィオーン)Die 3. Transporter-Generation(でぃ ドライテ トランスポルター-ゲネラツィオーン). Die 4. Transporter-Generation(でぃ フィぁテ トランスポルター-ゲネラツィオーン). という風に表現されている。ここからみると、VW社からみるとトランスポルターという表現が標準だといえる。しかし、欧州ではVW Txとして表現されるのも普通のようだ。それと同時に、VW BusやVW Transporterも使われている。Busだと乗用がTransporterだと商用が強調されている。でもBusにしてもTransporterにしてもVWがつくだけではLTやCaddyまでを含むこともある表現。VW Bus LTやVW Transporter Caddy。個別車種ならこの考え方でVW Bus T4やVW Transporter T3やT25 と表現できる。VW BusやVW Transporterと並列して、VW Californiaと表現されることもあるからこれもややこしい。CaliforniaはT3の途中からあったから。(T3の独VW仕様キャンパーにはJoker、Atlantic、Californiaとある。T4 MultivanにはAtlantisがあったりしてこれもややこしいけど) さらに、欧州では、VW社が初代トランスポルターに付けようとしたBulli(Bully)という呼び方があって、これが日本で使われているVWバスと同じ意味と範囲をしめす一番一般的用語だったりする。Caravelleは1983年、Multivan(ムルティファン)は1985年にT3の時に世に出ている。

というわけでこのボックス型の車を一言であらわす言葉は立場によってさまざまなのが実情。VW Typ 2(VW2型 - VW社の2番目のモデルということに重点)、VW Busses(VWバス - 乗用であることに重点)、VW Transporters(VWトランスポルター - 輸送車であることに重点)

でうちのEVC(イーヴィースィー?!)いぶっちは、VW Typ 2、VWバス、VWトランスポーター、ワーゲンキャンパー。(このあたりについては、当ブログ内VW Type 2カテゴリーをみて)


<やっと自分>

さて・・・・ぼく、きゃんぱーくん(いぶっち)について

アメリカでワーゲン社VWoA(Volkswagen of America)の正規車種で1995年モデルとして販売されたんだけれども、車体自体は、1994年ドイツ生まれ。ドイツのハノーファーで94年の3月との記録あり。アメリカのアイオワで94年の6月に養子登録されたうえ、日本の戸籍上は94年の11月生まれってことになっている。これを1995年モデルというらしいからややこしい。(前年の9月すぎた登録は翌年モデルというのがアメリカ流登録方式とか?) (おや、そうでもない、春以降は翌年モデル?

VW社は1960年から前年の8月1日から暦年の7月31日までをモデルイヤー(年式)となっているとのこと。

さらに、ウィネベーゴ社は8月末が会計年度区切り。=>EVCの年度別生産台数

フォルクスワーゲン社のT4のロングホイールバンをベースにしてコーチ部分をウィネベーゴ社が架装したものがぼくユーロバンキャンパーEVC。ウィネベーゴ社は作るだけで売らないし、自身のカタログにものせていない。(が、ウィネベーゴのディーラー用のオプションパーツリストにはEurovanコーナーがある!)

売るのはUSのVW社であるフォルクスワーゲンオブアメリカ(VWoA)。それとフォルクスワーゲンオブカナダ。93年-94年には、(Camper以外を販売していた。それからドイツのウェストファリア社が架装していたドイツ本国と同じCamperをユーロバンCVとしてカナダのみで販売。) そしてやっと95年モデルからUSでキャンパーが販売された。それは北米仕様だった。コーチ架装をウィネベーゴ社に委託したキャンパー、EuroVan Camper - ユーロバンキャンパー だ。米国だけでなくカナダでもCVを廃止しこれを販売。米国ではT4終了の2003年まで、カナダでは販売不振で1999年まで。ウェストファリアを輸入せずウィネベーゴ架装としたのは【価格が見合わない】というのが理由らしい。(価格が高くなりすぎてこれじゃだれも買わないと思ったのだろう。でもユーロバン自体、あまり売れなかったので、結局EVCも台数ははけなかったと思う。) ウェストファリア仕様はショートホイルベースで、EVCはロングホイルベースがベース車輌となっている。コーチ部分がT3キャンパーより小さくなったT4はUS仕様としてはこのロングホイルベースで補われている。(同じウェストファリア製でも、T4キャンパーに乗った後、T3キャンパーにのると、『ひろーい』とおもったよ。) 架装のベース車は、ロングホイルベースのカステンヴァーゲン(パネルバン=カーゴ部分の窓があいていないということ)。ドイツから輸入してアイオワ州のウィネベーゴ社で架装してワーゲン社(VWoA)ディーラーでフォルクスワーゲン正式車種として販売された。カステンヴァーゲンベースというところからして、価格を抑えたいということがよくわかる。

そして、日本では94年の発売当初から輸入されていた。[]

北米では、Weekender(ウイークエンダー)と呼ばれるPOPTOPつきのマルチバンMultivanはショートホイルベースで本国ドイツ版T4ウェストファリア仕様で同時期に販売されていた。(排気ガス関係とかはUS準拠仕様だったかも)

2003年から最新型のT5になっていて、キャンパー仕様のカリフォルニアも出た。日本ではVGJ/VWJは販売していないが他の輸入車ショップやキャンパー屋さんから販売されているので入手可能。ところが、米国では、VWoAが輸入しないのでT5はまったく手に入れられないのだそう。如何にして手に入れるかがユーザーの話しのたねになっているくらい。日本の方が幸せなんだ。[ T5 California ]

ウェストファリアというとフォルクスワーゲンキャンパーというくらいの知名度だが、70年代からウェストファリアはメルセデスのキャンパー仕様も手がけていた上、いまや(1999年位から?)ダイムラークライスラー社100%子会社。ダイムラークライスラーのキャンパー仕様はウェストファリアが架装しており、一方VW社はT5からのキャンパー架装は社内での自前となっているのでご注意。


エンジンは、アウディの直列5気筒FF2.5Lガソリン、型式はACU、ミッションは5速マニュアル。いまの飼い主には10年目にして拾われた。

(ところで、ユーロバンはATがネックと認識してマニュアルを選択したが、マニュアルミッションにしかないシフトリンケージのトラブルをすでに2回経験。[1回目] [2回目]いずれも旅先だったので影響が大きかった。結果、個人的3大トラブル中2つはシフト。クルマ的にはミッションそのものではないけど、MTで必須なシフトリンケージは10年目前には要チェック)

<参考> USの"Yahoo! auto" ev_update [EuroVanのディスカッション]での呼称

  • EV(ev): EuroVan
  • EVC(evc): EuroVan Camper
  • EVMV(evmv): EuroVan Multivan
  • EVWK(evwk): EuroVan Multivan Weekender


きゃんぱーくん


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であったとき

a_eurovanvinebego.jpg


US情報




EVCでキャンプしたい! フォルクスワーゲン ユーロバン キャンパーであそぶ ~ Volkswagen Eurovan Camper ~